花咲かじいさんが守り続けた花壇 町内会が乗っ取りをねらっています

大阪市は2016年3月30日、「だれもが使用できる公園にする」と言って花園公園で野宿している人達を行政代執行で強制排除という暴挙を行いました。大阪地方裁判所もそれを容認しました。

ところがそれ以降、公園にはカギがかけられ、公園の中にできたテニスコートでは、今宮小中一貫校の生徒がカギを開けてテニスをしています。

大阪市は労働者をだまし、裁判所をだまし続けて平然としています。

また元大阪市長の橋下徹氏がセンターを建て替えると言いだし、その後、釜ヶ崎まちづくり会議が発足し、町内会やドヤ主たちがセンターつぶしに賛成しています。さらに吉村知事はセンターのシャッター前で生活している人達の強制排除をねらって裁判をおこす暴挙を行っています。


町内会はセンターの跡地にタクシー乗り場を作ることを目指しています。またドヤ主たちはセンターの跡地に屋台村を作ることを狙っています。

「ちょっと待ちなさいよ。センターは労働者が利用するために建てたものですよ。町内会やドヤ主のための建物ではないよ」と釜合労はまちづくり会議で意見してきました。

そんな町内会。今度は銀座通りに面している花咲かじいさんが守り続けてきた花壇を自分たちで管理する方向で画策していることが判明しました。

11月8日(火)の午前、子供の里のS女史が天下茶屋のカナート横で花壇作りをしている花咲かじいさんの所に来て、花壇を町内会の会長を責任者とすることの同意を求めたとのこと。このS女史は以前、花咲かじいさんに「公園に花を植えるな」「花の水やりにトイレの水を使うな」とのたもうた人物。

花咲かじいさんはS女史からの話を釜合労に教えてくれた後、「花壇は稲垣さんらの方で主導権を取らなあかんよ」と励まして下さいました。花咲かじいさんの花壇を町内会に乗っ取られないようにがんばります。

釜合労、釜ヶ崎公民権運動、つどいどころ「はな」、花壇作りに協力している労働者と共に、自由で開かれた花壇を守り続けていきたいと思っています。


さて、花壇にまいた花の種が芽吹いてきたのに、若葉がハトのエサになっています。ハトに花の種や若葉を食べられないようフェンスの上にネットを張る準備をしています。ネットも購入済みです。花咲かじいさんの指導を受けながら作業にかかろうと思っています。



原告の江上春喜さん、組合は手続きをとっているのに大阪市(被告)は「そもそも本件特別定額給付金の申請がされていない」と主張しています。

江上さん、釜合労に至急連絡を下さい。よろしくお願いします。



スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。シャッターが閉められる前の動画です。視聴回数5655回となりました。

ユーチューブ「じいさん73歳、まだこれからやで」の視聴が11月13日(日)現在、5655回となりました。釜ヶ崎の労働者が何をなすべきか、協力者が何をなすべきかをわかりやすく話しています。この動画もぜひ視聴していただきたいと思っています。「センターつぶすな」で検索できます。



今後のスケジュール


11月15日(火)午後3時

星野リゾートに抗議と要請行動


11月26日(土)午後3時

三角公園で「センターつぶすな」集会・デモ


12月5日(月)午後3時

大阪地裁1007号法廷

定額給付金の裁判


12月14日(水)午後3時

大阪高裁201号法廷

センター強制排除反対訴訟控訴審判決


12月17日(土)午後3時

三角公園で「センターつぶすな」集会・デモ


来年1月17日(火)午前10時

大阪地裁409号法廷

原告釜合労、被告釜日労の名誉棄損の裁判




2022年11月14日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階  

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com

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