花咲かじいさんを中心に開かれた花壇として存続させること 私たちは5月29日午前10時30分、釜ヶ崎解放会館で待ちます

大阪市の言いなりに動く美化委員会は即刻解散せよ

5月27日の午後3時から予定されている三角公園での「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の集会・デモの準備のため釜ヶ崎解放会館1階の釜合労事務所に入ったところ、机の上に1通の封筒が置かれてありました。封筒の表には手書きで「5月29日(月)10:30~太子プラザ3Fにて集会します」。

封筒の中には「萩之茶屋街園美化委員会御中 萩之茶屋街園美化委員会参加申込書」なる書面。


5月12日釜ヶ崎解放会館1階において、次回の話し合いは5月29日午前10時半と決めたのは、花咲かじいさん、釜合労、釜ヶ崎公民権運動、団結小屋、大阪市建設局、こどもの里の合意のもと決められたことです。
それを何の前触れもなく場所の変更を一方的にこそっと通告してくるこどもの里の責任者の傲慢さにはただ、ただあきれるばかりで開いた口がふさがりません。こどもの里の責任者が置いて帰った封書に書かれた文言に納得できず電話をかけましたが通じなかったので、釜合労は封書に書かれたFAX番号に下記の文面を書いて抗議しました。
 

『こどもの里責任者 様
 
釜ヶ崎地域合同労働組合
執行委員長 稲垣浩
 
一方的な場所の変更は認められません。釜ヶ崎解放会館で「花咲かじいさんの花壇」についての話し合いは、5月12日の約束事です。約束は守って下さい。
2023年5月27日』
 花壇を守り続けてきた花咲かじいさんや、その後花の水やり、除草作業や花壇に投げ込まれたワンカップや缶ビールの空き缶等の回収を行ってきたのは釜合労、釜ヶ崎公民権運動の人たちです。また、花咲かじいさんはハト対策をしてきました。
これまで花の水やり、除草対策、投げ込まれた空き缶回収に一度も参加したことがない合同会社や町会、こどもの里の人達が当事者を意図的に排除して美化委員会をデッチ上げ、秘密裡に大阪市と協定書を交わしていたのです。

この協定書には「解除」という項目があり、そこには甲(大阪市)は甲1(建設局)の判断に基づき、協定書の期間内にかかわらず、次の各号のいずれかに該当するときは、本協定を解除し、緑化活動を終了させることができるものとする。この場合、現状回復は乙(萩之茶屋街園美化委員会)において速やかに行うものとする、と。
大阪市が判断すれば、いつでも花壇をつぶすことができるという文言まで書かれているのです。大阪市の言いなりに動く美化委員会は即刻解散し、花咲かじいさんを中心に民主的で開かれた団体を立ち上げ、人間味のある花壇として存続させることを強く要求します。



5月24日、星野リゾートに抗議と要請行動を行いました

星野リゾートの正面玄関前で総支配人と立ち話しましたが相変わらず誠意のない対応。「本社にアポを取って下さい」の一点張りでした。
なお、正面玄関前ではちょっとしたハプニングがありました。ジャンベの音に触発された東南アジアの人々と思われる10人ほどの人たちが踊り始めたのです。
星野リゾートは広告通りのことを実行してください、とこれからも声を上げ続けていきます。



5月28日午後3時からの三角公園での集会、デモ

約50人が参加し、「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」と声を上げました。「センターはこの街の宝です」と書かれたプラカートが目を引きました。参加された皆さん、お疲れさまでした。
 

今後の予定


6月14日(水)午後2時30分
大阪高裁201号法廷 
監視カメラ裁判判決

8月23日(水)午前11時
大阪地裁1007号法廷
定額給付金裁判判決
 

2023年5月29日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com

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