星野リゾートと花園公園、やり方が酷似/コスモス㈱会社、パワハラ社長が辞める

 2年前の2022年4月22日にオープンした星野リゾート新今宮。自社の広告で「だれもが行き交うエリア」と宣伝しておきながら、オープンしたその日から庭園の入り口のゲートを閉ざし、「だれもが行き来できない庭園」にしました。
 釜合労と釜ヶ崎公民権運動の人たちで、5月2日(木)午後3時、星野リゾート新今宮に行き、消費者に約束通りのことを行うよう抗議と要請を行いました。驚いたことに最近前任から変わった総支配人に、2年前釜合労が星野リゾート新今宮に渡した公開質問状を読んだかと聞くと、知らないとの返事。読んでおくよう伝えました。

 思えば、星野リゾートオープンの前年、JR新今宮駅の北側に星野リゾート新今宮ができることについて大阪府知事の吉村洋文氏は「ヨコスカ目線」というテレビニュース番組の中で「大歓迎です。新今宮に星野リゾートが来るのは大阪にとって大きな進展だと思います」とコメントを述べてヨイショしています。
 また同じテレビ番組の中で星野リゾートの星野佳路社長は「庭ができます。そこを見ていただくことをまず最初に皆さんに知っていただきたいと思います」と述べています。
 8年前、大阪市長だった吉村洋文氏は花園公園で野宿している人たちを「だれもが使える公園にする」との口実で行政代執行法を使って強制排除。8年たったいまだに公園の出入り口にカギをかけたまま、「だれも入れない公園」になっています。

 吉村洋文氏と星野佳路氏のやり方は酷似しています。星野社長は吉村洋文大阪府知事に人をペテンにかける作法を教わったのかと強く疑われる口実ではないでしょうか。二人のペテン師の行動を注意しながら見てゆかねばならないと思います。




長居動物病院

 当該組合員が3名いる長居動物病院。解雇は違法、無効との大阪地方裁判所の判決を受け、大阪高等裁判所で和解調書を交わして4年半。しかし、いまだに復職した組合員に対し和解条項を守らず不当労働行為を続けています。意図的な団体交渉引き伸ばしも続いています。釜合労は次の一手を考えなければならないと思っています。




コスモス株式会社

 コスモス株式会社が経営するデイサービス「コスモスの里」。5月10日(金)に団体交渉を行いました。
 相手方弁護士は、Nさんをパワハラ等で適応障害の心的病気に追いこんだ社長がコスモス株式会社を辞めて、その父親が社長に就いたことを明らかにしました。
 釜合労はNさんの職場復帰と、病気で休んでいた期間の賃金補償と法違反の60歳定年退職を撤回し、これまで通りの賃金を支払うことを要求しました。
 相手方の弁護士は新社長に伝えると約束しました。




今後の予定

センターはこの街の宝です    

5月28日(火)午後3時
コスモス株式会社
新件 第2回調査

6月4日(火)午後3時
コスモス株式会社
労働委員会審問 

6月28日(金)午後1時10分
大阪高裁73号法廷
定額給付金控訴審判決

7月2日(火)午前10時
コスモス株式会社
新件 第3回調査






2024年5月13日
釜ヶ崎地域合同労働組合
釜ヶ崎炊き出しの会、いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com

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