センターはこの街の宝です  守らなければなりません

労働者の皆さんの声がパワーです

非暴力・不服従の闘いでセンターをまもりましょう

声をあげセンターを守る行動に立ち上がってください


 6月6日(木)午後2時にセンターを出発したバス「釜ヶ崎」は大阪府庁の本館(知事室のある)前に到着し、現地で合流した人々と合わせ約20人で府職員に申入れ書を手渡しました。
 「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の声を中心に、現在あるセンターを労働者にとって使い勝手のいいセンターにして残すようハンドスピーカーで、知事室に届けとばかりに30分ほど吉村洋文知事の蛮行を批判しました。
 そして大阪府は大阪地方裁判所に強制排除の申し立てをしないよう要求しました。
 釜合労弁護団(武村二三夫弁護団長、遠藤比呂道弁護士、牧野幸子弁護士)の話では、通常裁判所の執行官が行う強制排除の手順の方法は、まずシャッター前で生活している人々にいついつまでに退去を求めるとの書類が手渡され、およそ1か月の猶予期間が定められます。その後裁判所が強制排除に踏み切ることが予想されます。その時期を裁判所が公表するか何の前触れもなく退去を求められるかは不明とのことです。
 釜合労の弁護団は大阪地方裁判所に対し、裁判所が強制執行しないよう意見書を提出したこともお知らせしておきたいと思っています。
 釜合労は大阪府に立ち退きを迫られている当事者でもあります。私たちは「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の声をあげ続けます。

 センターはこの街の宝です。まだ耐用年数(100年)の半分を超えたくらいであと46年は使用できるのです。
 大阪府の吉村洋文知事は、やれ耐震性が弱い、老朽化してきたとの口実でセンターをつぶすと言っていますがそれはまさに口実。本音は労働者を散り散りバラバラにして見えなくしてしまおうと狙っているのです。
 8年前、当時の大阪市長であった吉村洋文氏は「誰もが使える公園にします」と言って花園公園で野宿している釜ヶ崎の労働者を行政代執行法を使って一人残らず花園公園から追い立てました。
 しかし8年経ったいまだに花園公園はカギがかかったまま。こっそり、テニスコートを作り、今宮小中一貫校の生徒が使用しているのみで「だれもが入れない公園」になっています。吉村洋文氏(当時の大阪市長)は野宿している釜ヶ崎の労働者を公園から追い立てることだけが目的だったのです。
 大阪府知事になった吉村洋文氏。今度はセンターをつぶし労働者を散り散りバラバラにし見えなくしてしまう魂胆です。このペテン師に騙されてはいけません。チョウチン持ちになってはいけません。

 センターは釜ヶ崎の宝です。この宝は守らなければなりません。頑張り続けましょう。
 沖縄の住民は国が決めた米軍滑走路を名護市の辺野古に移設することに反対し、抗議の座り込みを続けています。沖縄の住民の闘いに敬意を表明すると共にその闘いに学びたいと思っています。
 国が決めようが大阪府が決めようが、おかしいことはおかしいと声をあげ行動に移すこと、やり続けることこそ大事なことではないでしょうか。
 労働者の皆さん、「声を上げ行動に立ち上がってください」と切に願っています。
 




*X(旧ツイッター)の「たぬき御膳」で、6月6日大阪府に抗議に行った動画がアップされています。

 




今後の予定

センターはこの街の宝です       

6月28日(金)午後1時10分
大阪高裁73号法廷
定額給付金控訴 審判決

6月29日(土)午後3時
三角公園
センターつぶすな!集会とデモ

7月23日(火)午前11時
コスモス株式会社
新件第3回調査





2024年6月10日

釜ヶ崎地域合同労働組合
釜ヶ崎炊き出しの会
いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com

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