6月28日(金)定額給付金控訴審判決 バス「釜ヶ崎」で12時10分センター出発です
4年前、政府がコロナ対策の一環として定額給付金10万円の支給を決め、大阪市民に対してはその配布を大阪市が担うことになりました。西成区については主に西成区役所の職員がその対応をしていたことが考えられます。
シャッター前で生活している人たち(釜ヶ崎の労働者)の中には様々の理由で住民登録を拒否する人、できない人、住民登録が職権消除されそのまま年月が経過した人等、他にも様々あると思われます。
この人たちに接し、本来なら積極的に本人特定を行い、給付金を手渡すことができたはず。これらのことをやらなかった大阪市に対し、損害賠償の裁判を起こしたのです。
役人たちは釜ヶ崎の労働者の利益になることは知らんふりをして、労働者の不利益になることにはシャカリキになって動く。
たとえばセンターのシャッター前で生活する人々の排除を求める裁判をおこした大阪府(吉村洋文知事)は、大阪府職員や大阪市西成区役所の職員等がシャッター前で生活している人の名前を聞き出し、ずさんにカタカナで本人の氏名を書かれた人たちも排除の対象者として提訴したのです。
「今だったらアパートでの居宅保護ができます」と言ってシャッター前で生活している人々の人数を減らして排除しやすくしようとするたくらみ。
普段は西成区役所の分館(元市更相)では労働者が一人で保護を求めるとケアセンや三徳寮、ときにはシェルター等の劣悪な施設収容を押しつけていながら、よく言うよね。
労働者の不利益になることには作り笑顔で接する役人たちを釜合労は「やさしい悪魔」と揶揄(やゆ)しています。大阪高裁がこれらのことを見抜き、正しい判断をすることを期待しております。
花咲かじいさんの花壇
花咲かじいさんの花壇に「花咲かじいさん伝言ポスト」を立てました。花咲かじいさんとはすれ違いになることもあり、「教えてもらいたいことを伝えたいし、教えてほしい」と思っています。
先日、銀座通り側のフェンス内側にバラの挿し木をされました。入り口近くの畝には菊の挿し木も。これからが楽しみです。
定額給付金控訴審判決
6月28日(金)12時10分にバス「釜ヶ崎」で出発し、大阪高等裁判所判決の傍聴に行きます。バスに私物を置いている人は身につけておいでください。
6月29日(土)午後3時
集会・デモ
「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「万博反対」の声をあげ、三角公園で集会、3時半よりセンターまでのデモ行進を行います。センターは釜ヶ崎の宝です
今後の予定
センターはこの街の宝です
6月28日(金)午後1時10分
大阪高裁73号法廷
定額給付金 控訴審判決
6月29日(土)午後3時
三角公園 センターつぶすな!集会とデモ
7月23日(火)午前11時
コスモス株式会社
新件第3回調査
2024年6月24日
釜ヶ崎地域合同労働組合
釜ヶ崎炊き出しの会
いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com
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