野 宿 に は 自 由 が あ る

「じいさん73歳。まだこれからやで」ユーチューブを見て下さい
「センターつぶすな」で検索すると見ることができます

 普段は劣悪な施設収容を強制していながら強制排除が近づくとニコニコしながらセンターシャッター前で野宿している人たちに狙いを定めて、「ここには長く居れないよ」とおどしたり、「今だったら居宅保護(アパート、文化住宅、ワンルームマンション等での生活)できるよ。物件見に行きましょか」とすかしたり、馬の鼻面にニンジンをぶら下げるがごとく利益誘導する西成区役所の役人たちの醜悪ともいえる態度にへきえきしてきた数十年。

生活保護を強制排除の道具として使うことはもってのほかの行為。それなら普段、西成区役所健康福祉センター分館(以前の市更相)で生活に困った釜ヶ崎の労働者に居宅保護をしていればいいこと。普段はプライバシーもない詰め込み式のケアセン。ケアセンではコロナの感染者も出たことは周知の事実。

劣悪な施設収容の象徴のシェルター。鉄パイプで枠組みされた二段ベッドは動くときしむ音がする。他人に気をつかって咳もできない。いまだに枕も入れない。警察に捕まっても夜寝るとき枕がある。拘置所や刑務所にも模様は選べないけどしっかりした枕がある。シェルターに枕も入れないことは釜ヶ崎労働者に対する差別。 

部落差別の結果、不安定な日雇労働者として働かざるを得なくなったと原田伴彦氏の著書にも書いてある。在日朝鮮人の人たちも差別の結果、日雇い労働者として働かざるを得なくなっていることを、仕事の紹介業務をしないあいりん職安の責任は重いがNPO釜ヶ崎は差別の何を学んできたのか。しっかりせえよ。目を覚ませ。

シェルターの毛布は半年に1回しか入れ替えない。シラミのついた毛布、他人の体臭がしみついていて息をするのもつらい。他人の糞便がついた毛布もあったとシェルターで寝起きする労働者に聞いた。こんな非人間的な施設に比べたら野宿の方がずっといい。

自由があり寝具は自分のいとしい体臭だけがしみこんでいる。動いてもパイプの二段ベッドのようにきしむ音はしない。自分が動く音しかしません。

西成公園での小屋なんてまさにまさに自分の家。家はもともと地べたに建てたもの。下から上がってくる冷たさや湿気を防ぐために床下をあける。建設現場で働いてきた労働者は材料さえあればあっという間に小屋を作り上げます。

施設は人間性をズタズタにしてしまう。それに比べれば野宿の方がずっといい。野宿には自由がある。

つい先日も東京都渋谷区で女性がバス停で休んでいるところを石の入った袋で頭を殴られ殺されました。野宿生活者に対する差別からです。

役人たちの公園や路上、センター前に居る人々に対する強制排除が一般市民の差別を助長する。役人たちよ。強制排除はもうやめよ。過去、今宮中学校横の路上にあったテントに放火したのは今宮中学の学生。モデルガンで野宿生活者を狙い撃ちにしたもの今中の学生。路上のテントに石を投げつけたのも今中の学生。なんでか。それは大阪市がそこに住む人たちの排除をもくろんだから。子供は大人の真似をする。野宿生活者への襲撃が絶えないのは役人や大人を手本にしているから。だから役人よ、大人たちよ。弱い者いじめをするな。強制排除をするな。そしたら野宿はもっとやりやすくなる。

センター前で役人と闘い野宿しているみなさん。しっかりしたテント小屋を作って下さい。釜合労は喜んでお手伝いをします。遠慮なく言って下さい。

スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。

釜ヶ崎で何をせなあかんのか。釜合労委員長のセンター前での動画を見て下さい。聞いて下さい。約30分しゃべっています。釜ヶ崎の労働者が幸せになれる道すじを分かりやすく訴えています。「センターつぶすな」で検索すると見ることができます。

路上で力つきて死ぬのは、役人やチョウチン持ちたちと闘ったあかしの戦死。犬死や野垂れ死になんて言うな。生きてる者は戦死した者の意志をひきつぎ、非暴力、不服従で差別行政と闘おう。



今後のスケジュール

 

1月30(土)

午後3時から三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の集会、午後3時30分からデモ行進でセンター前まで。(予定) 

 

2月3日(水)午前10時

釜合労委員長稲垣浩の監視カメラ裁判の公判前整理手続きが非公開であります。「正当防衛」で無罪を主張します。


2月9日(火)午後2時30分

大阪地裁202号法廷 センター立ち退き訴訟本裁判


2月22日(月)午前11時

大阪地裁1007号法廷 「センターつぶすな」住民訴訟




2020年1月11日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

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