誤った判断をくりかえした労働施設検討会議は解散し 釜ヶ崎の労働者が幸せになる会議に再編せよ

日本の建設産業を根底で支えてきた釜ヶ崎の労働者が幸せにならなくて だれがなるというのか

大阪府は南海電鉄から西成労働福祉センター仮移転先の柱はすべてSRC(鉄筋と鉄骨が入っている)であるとの報告を受け、自らは何の調査も行わずに仮移転先を強引に建設しました。

しかし住民訴訟の原告が6本の柱を非破壊検査で調べたところ「鉄骨の反応はない」との結果でした。労働者や乗客の安全性に大きな疑問を呈したのです。

「センターつぶすな」の弁護団(武村二三夫弁護士、遠藤比呂通弁護士、牧野幸子弁護士)はその調査結果を大阪府がセンター前で野宿生活している人たちの早期の強制排除をねらった「断行の仮処分」の裁判に提出し、去年の12月1日大阪地方裁判所は大阪府の言い分を却下しました。弁護団と労働者が不屈の精神で団結して闘った結果、大阪府の狙いはついえ去ったのです。

これであわてた大阪府と南海電鉄は、自らが珍々堂の壁から一部が露出している2本の柱を、南海辰村建設を使って柱の一部をハツって破壊検査を行いました。

南海電鉄は釜合労のビラをのせている机のすぐ横の柱の四面がでている2本の柱については鉄筋しか入ってないことを認めました。そしたら、なぜ、高架下の柱にはすべて鉄骨が入っているとウソをついたのか。このことを明らかにするよう弁護団は裁判の席において大阪府に回答するよう求めました。

次回2月9日の裁判において大阪府は明らかにしなければなりません。ウソや大げさは厳に慎まなければなりません。

釜ヶ崎のまちづくり会議はセンターつぶしをすべて白紙にもどし、労働種施設を建設することを断念し、御用学者や御用有識者、ちょうちん持ちたちで固めたまちづくり会議を反省したのちに解散し、釜ヶ崎の労働者が幸せになるまちづくり会議を広く参加者をつのって再編する必要があると釜合労は考えています。

日本の建設産業を根底で支えてきた釜ヶ崎の労働者が幸せにならなくてだれがなるというのですか。地位や名誉や利権にこだわる者たちや、この会議を牛耳ってきた者たちは去れ。わずかな金に群がろうとする者たちも去れ。真に釜ヶ崎の労働者の幸せを望む者が労働施設検討部会に集結する会議に再編せよ。



今後のスケジュール

   

1月30日(土)午後3時から

三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の集会、デモ

  

2月3日(水)午前10時

釜合労委員長稲垣浩の監視カメラ裁判の公判前整理手続きが非公開であります。「正当防衛」で無罪を主張します。


2月9日(火)午後2時30分

大阪地裁202号法廷 センター立ち退き訴訟本裁判


2月22日(月)午前11時

大阪地裁1007号法廷 「センターつぶすな」住民訴訟




2020年1月18日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

0コメント

  • 1000 / 1000