シェルター解体 センター開放
センターつぶすなは正義の声
センター建て替えは悪魔の声
3月25日の朝、南海本線の高架下にできたエセ西成労働福祉センターのスピーカーから特掃輪番労働者への案内アナウンスによると、シェルターにおいてコロナの感染者が出ましたのでシェルターの清掃は中止、道路清掃に変更します、ということでした。
釜合労はかねてより、詰め込み式で枕も無い非人間的なシェルターを廃止し、シャッターで閉じられているセンターの市営第一住宅を開放して宿泊できるよう、大阪市に要請してきました。コロナの感染者の広がりが見え始めたころ、釜ヶ崎のコロナ対策として空き部屋となっている177部屋をシェルターを利用している人たちに開放するよう大阪市に強く要請してきたのです。医療センターに対しても閉鎖せずコロナ感染者の治療をするよう要請してきました。
ところが大阪市はこれを無視し、シェルターでコロナ感染者が出るというコロナ対策の重大な失政が明らかになりました。大阪市(松井市長)による差別行政(国や大阪府にも重大な責任があります)の結果と言わざるをえません。
今こそ、国、大阪府、大阪市はセンターを解体し労働者を見えなくしてしまう邪悪な施策を見直し、釜ヶ崎の労働者を差別的な型にはめ、振り回すのではなく、幸せになる施策に方向転換することを強く要求します。
1日も早くセンターのシャッターを開け、労働者がライフラインを利用できるようにすること。医療センターは釜ヶ崎でのコロナ感染者の治療に使い、空室になった市営住宅(177部屋)をシェルターの代替場所として開放し、シェルターの利用者、センターのシャッター前で生活している人たちの受け入れ場所とすること。あいりん職安、西成労働福祉センター事務所は3階に戻ること。地下のシャワー室も使えるようにすること。
釜ヶ崎の労働者の活性があってこそ、この街は栄えることをゆめ忘れるな。
3月27日の三角公園での集会、デモ、60人を超える参加者がありました。参加された皆さん、お疲れさまでした。
10万円の給付金の裁判、忘れてはいません。
スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。
釜ヶ崎で何をせなあかんのか。3年前に釜合労委員長がセンター前で訴えた録画を見て下さい。聞いて下さい。約30分しゃべっています。釜ヶ崎の労働者が幸せになれる道すじを分かりやすく訴えています。「センターつぶすな」で検索すると見ることができます。
今後のスケジュール
5月12日(水)午後1時30分
大阪地裁1007号法廷 「センターつぶすな」住民訴訟
5月18日(火)午後2時30分
大阪地裁202号法廷 センター立ち退き訴訟本裁判
2021年3月29日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
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