責任逃れのなれ合いで裁判を進めようとする大阪府と南海電鉄。釜合労はウソを見抜き、ごまかしを許さない闘いを続けてゆきます

南海本線の高架下にあわてて建てたエセ西成労働福祉センター。それに伴い広い道路を狭め、特掃輪番労働者で混雑するのをしり目に求人用の駐車場を設置しました。労働者の安全、安心はかけ声だけで、ピンハネ(中間搾取)を業とする手配師、人夫出しに労働者を紹介し続け、労働者の危険、不安が現実に。

建設以来80年以上も経って老朽化した南海電鉄の高架下に、今も雨漏りの続く建物に7億5千万円の府民の税金をつぎ込んだ大阪府。大阪府と南海電鉄の癒着、ナァナァが見え隠れ。府民の税金7億5千万を拠出した大阪府が施主、南海電鉄は施行主。施主(大阪府)が施行主(南海電鉄)に何も言えないなんて聞いたことがない。大阪府は無駄につかった税金を取り戻せ。

南海電鉄高架を支えるコンクリートの柱からコア抜きをして検査をした記録があるなら提出するように裁判所に言われ、南海電鉄が提出した書類には「コア抜きはしたが、目視をして異常が見当たらなかったので検査はしていない」というもの。

コンクリートの劣化が無いと言うなら、ちゃんと検査をしてその結果を示せ。ウソをついたり言い訳をくりかえす南海電鉄。それに乗っかかる大阪府。その責任を逃れようとする大阪府と南海電鉄のなれ合いで裁判を進めようとする行為を釜合労は強く抗議し、ウソを見抜き真実を暴き出し、ごまかしを許さない闘いを続けてゆきたいと考えています。

労働者の皆さんの更なるご支援、ご協力をお願いします。この住民訴訟は「センターつぶすな」につながっています。共にがんばりましょう。



本物のセンターとニセモノのセンターの間にできた駐車場は労働者と求人車が混在する駐車場です。

そもそも、そこにこの駐車場の大きな欠陥があります。日本中どこを探しても、こんな駐車場はここしかありません。一般的な駐車場は車を運転する人、あるいは同乗者、その人たち以外に駐車場を利用する人はまずいません。車止めにつまずく人はその人たちだけです。

ところがこの駐車場の車止めにつまずく被害者はここを通路として使う労働者や特掃の待機場所として使用する特掃輪番労働者なんですね。

これを解決できるのは、今までのように1日も早く閉じられたシャッターを開け、本物のセンターを再開すること。これが唯一の解決策です。



炊き出しの戦士、そろいました。

仲間同士の助け合い。炊き出しの灯は消せません



3月27日(土)午後3時、三角公園に集まろう。

「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制制排除反対」の集会とデモを行います。



スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。

釜ヶ崎で何をせなあかんのか。3年前に釜合労委員長がセンター前で訴えた録画を見て下さい。聞いて下さい。約30分しゃべっています。釜ヶ崎の労働者が幸せになれる道すじを分かりやすく訴えています。「センターつぶすな」で検索すると見ることができます。



今後のスケジュール


3月27日(土)午後3時から

三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の集会、デモ


5月12日(水)午後1時30分

大阪地裁1007号法廷 「センターつぶすな」住民訴訟


5月18日(火)午後2時30分

大阪地裁202号法廷 センター立ち退き訴訟本裁判



 

2021年3月22日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階  

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

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