40年前、大阪市職員労組で市更相(現分館)で働いておられたUさん 心よりご冥福をお祈りします

2017年5月、Uさんから私(稲垣浩)の携帯に電話が入りました。会いたいとのこと。20年以上もお会いしてないので突然の連絡に驚きました。

もう40年も前のことですが、彼は大阪市の職員で、市立更生相談所で働いておられました。また市職員労働組合の労組員としても活動されていました。

和歌山県岩出市に住んでいるので来てほしいとのことでした。ご自宅近くのスターバックスでコーヒーを飲みながら少し話をしました。店を出るとき、記念にとスターバックの前で、店員さんに頼んでUさんと並んで立っているところをスマートホンで撮影してもらいました。

その後、渡したいものがあると言うので御自宅の前まで行きました。待っているとカメラを1台持ってこられ、「これ、受け取ってほしい」と渡されました。お断りしたものの「ぜひ」と言うことでしたので持ち帰りました。

それから4年以上経った今月の初め、釜ヶ崎炊き出しの会が年4回発送している絆通信のメール便が返還されてきて、封書の表には「宛名の方につきましては本年1月死去されましたので、今後の郵送につきましては止めていただきますようお願いします。遺族」と書かれたメモが貼られていました。

スターバックスの前で並んで撮影してもらった写真が、今となっては悲しい思い出となってしまいました。

U さん、いろいろとご協力いただきましたことを感謝しております。心よりご冥福をお祈りします。

Uさんが季刊「釜ヶ崎」1983年夏号に寄稿された文章の中に、「市更相の『閉鎖性』を打ち破る努力が求められている。それは内部的にも当然必要であり、私の任務だと思う」という一文があります。

Uさんの決意を心に刻んで、これからも命ある限り差別行政と闘い続けたいと思います。



センター立ち退き反対訴訟裁判  稲垣委員長の証人尋問があります
9月2日(木)午後1時 バスで出発します



8月28日(土)三角公園で集会・デモを行いました

8月28日午後3時から三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策をまじめにやれ」の集会・デモを行いました。暑い中、40名の方が参加されました。お疲れさまでした。



スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。視聴回数5000回を突破しました。

ユーチューブ「じいさん73歳、まだこれからやで」の視聴が8月29日(日)現在、5083回となりました。釜ヶ崎の労働者が何をなすべきか、協力者が何をなすべきかをわかりやすく話しています。この動画もぜひ視聴していただきたいと思っています。「センターつぶすな」で検索できます。



「釜ヶ崎合唱団」( 釜ヶ崎炊き出しの会編著 ブレーンセンター発行 2500円)  ぜひ、読んでみて下さい。

様々な思いを胸に秘め、日々仕事に励む大阪・釜ヶ崎の労働者。望郷の念、そして亡き母への思慕、叶えられなかった夢…など。そんな思いを彼らが語ってくれました。そこには懸命に生きてきた人間のみが放つ生命の輝きがあります。彼らの声に耳を澄ませた時、あなたの心はどんなふうに共鳴するのでしょうか。(本の帯より)

主に炊き出しを担ってくれた人たちに話を聞きました。ぜひ、読んでみて下さい。ご注文はブレーンセンターへ。(電話 06‐6355‐3300) 書店、アマゾンでも取り扱っております。また、図書館でも読むことができます。



今後のスケジュール


9月2日 (木)午後2時

大阪地裁202号法廷 センター立ち退き反対訴訟裁判 


9月10日(金)午前11時

大阪地裁201号法廷(本館2階) 監視カメラ裁判




2021年8月30日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階  

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

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