「センターは釜ヶ崎労働者の居場所」  稲垣委員長が証言

9月2日、大阪府がセンターのシャッター前で生活している労働者の強制排除をもくろんで起こした裁判に、強制排除反対と声をあげ、一歩も引かない人々が取り組みを続けている裁判が結審を迎えました。
第一審の判決の日が決まり、12月2日午後2時30分、大阪地方裁判所201号法廷で言い渡されます。
「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」と声をあげ続けた労働者と、労働者を無きものにしようともくろむ大阪府や国、大阪市、チョウチン持ちたちやドヤ主、自治会との闘いとなっています。
9月2日の裁判には釜合労委員長の稲垣浩が労働者側の証人として出廷し、「大阪でたった一つ、ダンボールを敷いて寝ていてもだれも文句を言わない場所がセンターです」と釜ヶ崎労働者の居場所がセンターであることを証言しました。
書証としては、1989年3月に稲垣浩の活動を文章化して海風社より出版された「釜ヶ崎炊き出しのうた」と、2018年12月にブレーンセンターより出版された、釜ヶ崎炊き出しの会と何らかの関わりをもった労働者の声をインタビューした「釜ヶ崎合唱団」、釜ヶ崎でやるべきことをセンター前で訴え続け、視聴が5097回となった「センターつぶすな、じいさん73歳、まだこれからやで」の動画の3点を裁判所に提出しました。


監視カメラの裁判

9月10日(金)午前11時から午後5時まで大阪地裁201号法廷で行われます。稲垣委員長の意見陳述があります。バスは出ません。
 

スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。視聴回数5000回を突破しました。

ユーチューブ「じいさん73歳、まだこれからやで」の視聴が9月5日(日)現在、5097回となりました。釜ヶ崎の労働者が何をなすべきか、協力者が何をなすべきかをわかりやすく話しています。この動画もぜひ視聴していただきたいと思っています。「センターつぶすな」で検索できます。


「釜ヶ崎合唱団」(釜ヶ崎炊き出しの会編著 ブレーンセンター発行 2500円)  ぜひ、読んでみて下さい。

様々な思いを胸に秘め、日々仕事に励む大阪・釜ヶ崎の労働者。望郷の念、そして亡き母への思慕、叶えられなかった夢…など。そんな思いを彼らが語ってくれました。そこには懸命に生きてきた人間のみが放つ生命の輝きがあります。彼らの声に耳を澄ませた時、あなたの心はどんなふうに共鳴するのでしょうか。(本の帯より)
主に炊き出しを担ってくれた人たちに話を聞きました。ぜひ、読んでみて下さい。ご注文はブレーンセンターへ。(電話 06‐6355‐3300) 書店、アマゾンでも取り扱っております。また、図書館でも読むことができます。
 

今後のスケジュール


監視カメラ裁判の日程(場所は大阪地裁201号法廷です)バスは出ません

9月10日(金)午前11時~午後5時 大阪地裁201号法廷(本館2階) 
監視カメラ裁判 稲垣委員長の意見陳述 決定
9月27日(月)午後1時30分~午後5時 予定
10月4日(月)午後1時30分~午後5時 予定
10月12日(火)午後1時30分~午後5時 予定
10月20日(水)午後1時30分~午後5時 予定
11月2日(火)午前10時~午後5時 予定
 

12月2日(木)午後2時30分
大阪地裁201号法廷 
センター立ち退き反対訴訟裁判 判決
 
 


2021年9月6日
 
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階  
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

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