釜ヶ崎のコロナ感染者の人が入院治療できるよう 閉鎖されている医療センターを改造して再開せよ

センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対、コロナ対策をまじめにやれ

センターのシャッター前で生活していた労働者がコロナに感染し、医療センター（新築）の結核の患者さん用につくられた陰圧室（室内の空気が外部に流出しないように気圧を低くしてある部屋）に入院しておられます。

着の身着のままで入院されていると思いますので、組合として差し入れを行いました。病院の職員に安否を尋ねると「重症化はしていないと思います」とのこと。コロナに感染した人で軽症と言われながら突然重症化することもあるとテレビのニュースで聞いたことがありますので、重症化しないようにと念じながら病院をあとにしました。１日も早い回復を願っています。

９月１６日大阪市に行って訴えてきました

「釜ヶ崎の常識は世間の非常識」を許しません。それを改善するために釜合労は微力ながら努力を重ねてきました。

５月１７日に大阪市の松井市長にあてた要望書の回答がないので、９月１６日大阪市役所の市長室に行き、どうなっているのですかと聞きました。

健康福祉局の職員が対応に出て、地下１階の会議室で約３０分話をしました。コロナの感染者が複数回出ているシェルターを閉鎖し、センターにある市営住宅を開放して、１人一部屋で寝起きできるようにと訴えてきました。

「責任者がいないので返事は明日」というので帰釜しました。あくる日、その責任者から電話があり、「今、調整中」という返事でした。

釜合労は「新築の医療センターにコロナの患者さんが入院しておられます。閉鎖されている医療センターを開放し、釜ヶ崎のコロナの感染者の人が入院治療できるよう改造して再開するように」と促しました。「文書回答したい」との返事がありました。

平米（ヘイベイ）数にだまされてはいけません。

国や大阪府が現センターをつぶして作ろうとしているのは守衛を配置した労働施設の事務所。事務室を設置するための広さはあるけど労働者が自由に使える場所は無いに等しい。労働者が自由に使えるライフラインなんかありません。ちょうちん持ちに平米数でだまされてはいけません。

９月２５日（土）午後３時、三角公園に集まろう。

「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制制排除反対」「コロナ対策をまじめにやれ」の集会とデモを行います。労働者の皆さん、ぜひ参加してください。お茶とおにぎりを用意します。

スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん７３歳。まだこれからやで」を見て下さい。視聴回数５１３０回となりました。

ユーチューブ「じいさん７３歳、まだこれからやで」の視聴が９月２０日（日）現在、５１３０回となりました。釜ヶ崎の労働者が何をなすべきか、協力者が何をなすべきかをわかりやすく話しています。この動画もぜひ視聴していただきたいと思っています。「センターつぶすな」で検索できます。

「釜ヶ崎合唱団」（釜ヶ崎炊き出しの会編著　ブレーンセンター発行　
２５００円）　　ぜひ、読んでみて下さい。

様々な思いを胸に秘め、日々仕事に励む大阪・釜ヶ崎の労働者。望郷の念、そして亡き母への思慕、叶えられなかった夢…など。そんな思いを彼らが語ってくれました。そこには懸命に生きてきた人間のみが放つ生命の輝きがあります。彼らの声に耳を澄ませた時、あなたの心はどんなふうに共鳴するのでしょうか。（本の帯より）

炊き出しを担ってくれた人たちに話を聞きました。ぜひ、読んでみて下さい。ご注文はブレーンセンターへ。（電話　０６‐６３５５‐３３００）　書店、アマゾンでも取り扱っております。また、図書館でも読むことができます。

今後のスケジュール

９月２５日（土）午後３時から三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策をまじめにやれ」の集会、デモ

監視カメラ裁判の日程（場所は大阪地裁２０１号法廷です）バスは出ません

　　９月２７日（月）午後１時３０分～午後５時　決定

　　１０月４日（月）午後１時３０分～午後５時　予定

　　１０月１２日（火）午後１時３０分～午後５時　予定

　　１０月２０日（水）午後１時３０分～午後５時　予定

　　１１月２日（火）午前１０時～午後５時　予定

１２月２日（木）午後２時３０分　大阪地裁２０１号法廷　

センター立ち退き反対訴訟裁判　判決

２０２１年９月２１日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋２‐５‐２３　釜ヶ崎解放会館１階　　

電話（６６３１）７４６０

ファックス（６６３１）７４９０

釜合労のホームページ  https://www.kamagourou.com

E-mail  info-kamagasaki@kamagourou.com