センターこそが 釜ヶ崎労働者の生活の場所、居場所

センターつぶすな、閉鎖するなと抗議する労働者の声を圧殺し、国、大阪府、大阪市、大阪府警の連合体によってセンター内で生活する百人の労働者を強制排除し、一方的に閉鎖されたセンター。労働者がセンターを再び活用できるよう、私達は労働者と共に声を上げ続けております。

考えても見て下さい。釜ヶ崎労働者の先輩たちの長い闘いの中で、国や大阪府、大阪市が重い腰をあげ、釜ヶ崎労働者の労働の問題、福祉の問題を解決してゆかなければならないと建設されたのがセンターでした。

1階には青空求人を排し、就労活動の場として広い敷地が確保されました。他に食堂、売店、喫茶店、水飲み場、足洗い場、トイレ、憩える噴水が設置され、地下には当初、風呂を建設する予定でしたが地域の風呂屋からの反対があり、シャワー室のみの建設になったいきさつがあります。

2階には理髪店、ロッカールームが設置され、3階にはあいりん職安、労働福祉センター、食堂、トイレ等が設置されました。労働者が利用する娯楽室もできました。

他に、お金がなくても入院、治療できる医療センター、安い家賃で入れる市営住宅も建設され、1階、3階の労働者がゆったりとできる広い敷地はダンボールを敷いて横になって寝れる安息の場所でした。

ここをドヤ主や自治会に乗っ取られてたまるものですか。センターこそが釜ヶ崎労働者の生活の場所、居場所です。釜ヶ崎労働者の生活の一部に溶けこんだセンターを、一寸たりとも他にゆずってはなりません。

今月中に大阪市の回答に対し団体交渉の申し入れに行く予定です。話し合いの日時が決まれば、そのときは皆さんに呼びかけます。一緒に大阪市に行きましょう。

「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策をまじめにやれ」の声のもと、共に団結して闘いましょう。



監視カメラの裁判があります

10月12日(火)午後1時30分から大阪地裁201号法廷で監視カメラの裁判があります。バスは出ません。



スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。視聴回数5174回となりました。

ユーチューブ「じいさん73歳、まだこれからやで」の視聴が10月10日(日)現在、5174回となりました。釜ヶ崎の労働者が何をなすべきか、協力者が何をなすべきかをわかりやすく話しています。この動画もぜひ視聴していただきたいと思っています。「センターつぶすな」で検索できます。



「釜ヶ崎合唱団」(釜ヶ崎炊き出しの会編著 ブレーンセンター発行 2500円)ぜひ、読んでみて下さい。

様々な思いを胸に秘め、日々仕事に励む大阪・釜ヶ崎の労働者。望郷の念、そして亡き母への思慕、叶えられなかった夢…など。そんな思いを彼らが語ってくれました。そこには懸命に生きてきた人間のみが放つ生命の輝きがあります。彼らの声に耳を澄ませた時、あなたの心はどんなふうに共鳴するのでしょうか。(本の帯より)

炊き出しを担ってくれた人たちに話を聞きました。ぜひ、読んでみて下さい。ご注文はブレーンセンターへ。(電話 06‐6355‐3300) 書店、アマゾンでも取り扱っております。また、図書館でも読むことができます。



今後のスケジュール


監視カメラ裁判の日程(場所は大阪地裁201号法廷です)バスは出ません  

 10月12日(火)

  午後1時30分~午後5時 

 10月20日(水)

  午後1時30分~午後5時 予定

 11月2日(火)

  午前10時~午後5時 予定


10月30日(土)午後3時から三角公園で

「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策をまじめにやれ」の集会、デモ


12月2日(木)午後2時30分

大阪地裁201号法廷 

センター立ち退き反対訴訟裁判 判決




2021年10月11日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階  

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページ https://www.kamagourou.com

E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com

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