センターつぶすな もったいない
センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対、コロナ対策をまじめにやれ
「シャッター閉めるな」の声を圧殺し、国、大阪府、大阪市が結託して総合センターのシャッターを無理やり閉鎖して早や2年半が経過しました。
閉鎖されて困っているのは労働者。そんなことはおかまいなしと鉄面皮を決めこんでいる国、大阪府、大阪市。
総合センターは労働者の永い闘いの中で国、大阪府、大阪市の3者が重い腰をあげ、22億2500万円の資金を出しあい、1970年10月に完成しました。当時の野原正勝労働大臣が完成式に出席するという国をあげての力の入れようでした。
ところが51年経過した現在、いまだに釜ヶ崎労働者の就労形態は江戸時代と同じ。苦難の状態は何も変わっていません。
あいりん職安や西成労働福祉センターの職員に支払われている賃金(税金)は無駄遣いとのそしりをまぬがれません。肝心かなめなことは何一つ手をつけていない。何一つ変わっていない。
労働者の皆さん、このことを肝に銘じておいてください。そうすれば、今、釜ヶ崎で何をすべきかが分かるはずです。これを実現するためにも、総合センターは残さなくてなりません。
先輩たちの体を張った闘いが国、大阪府、大阪市を動かし、勝ち得た総合センターをやすやすとつぶさせてはなりません。
総合センターは釜ヶ崎労働者の魂でありモニュメント。これを残すことこそ重要なことだと思っています。このことを頭の片隅におきながら、近々行われる大阪市との団体交渉(大阪市は団体協議と言ってます)にのぞみます。労働者の皆さんの参加を呼びかけます。
大阪市の担当部局には参加者は20人、交渉時間は2時間と伝えています。
スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。視聴回数5210回となりました。
ユーチューブ「じいさん73歳、まだこれからやで」の視聴が10月24日(日)現在、5210回となりました。釜ヶ崎の労働者が何をなすべきか、協力者が何をなすべきかをわかりやすく話しています。この動画もぜひ視聴していただきたいと思っています。「センターつぶすな」で検索できます。
「釜ヶ崎合唱団」(釜ヶ崎炊き出しの会編著 ブレーンセンター発行 2500円) ぜひ、読んでみて下さい。
様々な思いを胸に秘め、日々仕事に励む大阪・釜ヶ崎の労働者。望郷の念、そして亡き母への思慕、叶えられなかった夢…など。そんな思いを彼らが語ってくれました。そこには懸命に生きてきた人間のみが放つ生命の輝きがあります。彼らの声に耳を澄ませた時、あなたの心はどんなふうに共鳴するのでしょうか。(本の帯より)
炊き出しを担ってくれた人たちに話を聞きました。ぜひ、読んでみて下さい。ご注文はブレーンセンターへ。(電話 06‐6355‐3300) 書店、アマゾンでも取り扱っております。また、図書館でも読むことができます。
10月30日(土)午後3時から三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策をまじめにやれ」の集会、デモがあります。お茶、おにぎりを用意します。
今後のスケジュール
11月2日(火)午前10時~午後5時
大阪地裁201号法廷
監視カメラ裁判バスは出ません
12月2日(木)午後2時30分
大阪地裁201号法廷
センター立ち退き反対訴訟裁判 判決
2021年10月25日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページ https://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com
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