センター立ち退き反対訴訟判決 報告集会を行います 12月22日(水)午後6時 西成市民館3階大集会室にて
センターつぶしの理由は「耐震性を備えていないから」(吉村知事)
ならば耐震工事をすればいいだけのこと
12月2日、センター立ち退き反対訴訟の判決で、大阪府の差別行政のそのほとんどを認めた大阪地方裁判所民事18部。61ページにわたる判決文の最後の1行を読み上げました。「なお、仮執行宣言は本件事案の性質に鑑み、相当ではないからこれを付さないこととする」と。要するに大阪府が裁判所に求めた強制執行は認めないという判決でした。
12月10日、当事者と釜合労は武村二三夫弁護士、遠藤比呂通弁護士、牧野幸子弁護士に大阪高等裁判所に控訴するにあたっての委任状を弁護団長の武村二三夫弁護士に提出しました。近々、控訴の手続きが行われると思っています。控訴の手続きが終わりましたら報告します。
また12月22日(水)午後6時より西成市民館(四角公園西側)の大集会室で報告集会を行います。弁護団長の武村二三夫弁護士による約30分の講演の後、質疑応答の時間を持ちます。
釜合労は控訴審の勝利を目指すには裁判所に私たちの立場を理解してもらうことが大事なことだと思っています。そこに力を注ぎます。
センターを国の登録有形文化財として子々孫々残すよう声をあげましょう
再開発をごまかし釜ヶ崎のまちづくりと言い変えて労働者のまちつぶしをねらい、釜ヶ崎労働者の汗と涙と魂のしみ込んだセンターつぶしを進める大阪維新の会のたくらみを許してはなりません。12月3日付の朝日新聞に、彼らのセンターつぶしの理由が大阪府吉村知事に言わせると「耐震性を備えていないから」とのコメントが載っていました。ならば耐震工事をすればいいだけのこと。見えすいたウソはやめなはれ。ウソをついたら地獄に落ちてエンマさんに舌をぬかれまっせ。
釜ヶ崎労働者に対する差別感情にのっかり、全国の日雇労働者の魂がしみ込んでいると言っても過言ではないこのセンターをつぶし、釜ヶ崎の労働者を無きものにしようとしている差別者集団大阪維新の会の思うようにさせてはなりません。
センターを国の登録有形文化財として子々孫々残すよう声をあげましょう。釜ヶ崎の労働者は過去も現在もこれからも建設現場でいなくてはならない労働者なんですから。
スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。視聴回数5314回となりました。
ユーチューブ「じいさん73歳、まだこれからやで」の視聴が12月12日(日)現在、5314回となりました。釜ヶ崎の労働者が何をなすべきか、協力者が何をなすべきかをわかりやすく話しています。この動画もぜひ視聴していただきたいと思っています。「センターつぶすな」で検索できます。
「釜ヶ崎合唱団」(釜ヶ崎炊き出しの会編著 ブレーンセンター発行 2500円)ぜひ、読んでみて下さい。
様々な思いを胸に秘め、日々仕事に励む大阪・釜ヶ崎の労働者。望郷の念、そして亡き母への思慕、叶えられなかった夢…など。そんな思いを彼らが語ってくれました。そこには懸命に生きてきた人間のみが放つ生命の輝きがあります。彼らの声に耳を澄ませた時、あなたの心はどんなふうに共鳴するのでしょうか。(本の帯より)
炊き出しを担ってくれた人たちに話を聞きました。ぜひ、読んでみて下さい。ご注文はブレーンセンターへ。(電話 06‐6355‐3300) 書店、アマゾンでも取り扱っております。また、図書館でも読むことができます。
今後のスケジュール
12月17日(金)午前10時~午後5時
大阪地裁201号法廷
監視カメラ裁判
12月22日(水)午後6時から
西成市民館3階大会議室
センター立ち退き反対訴訟12月2日判決の報告集会
12月25日(土)午後3時
三角公園 「センターつぶすな」集会・デモ
3月18日(金)
住民訴訟控訴審 判決
2021年12月13日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com
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