釜ヶ崎労働者、野宿生活者を差別し目の敵にする吉村洋文知事
シャッター前で生活する労働者の排除をもくろむ大阪府
最高裁の判断はまだ出ていません
センターシャッター前で生活している人たち(釜合労も含む)を、センターの耐震性が弱いとの口実でセンターをつぶし釜ヶ崎の労働者を無きものにしようとたくらむ大阪府(吉村洋文知事)の卑劣極まりない行為に対し、真向から取り組んでいるのが弁護団長の武村二三夫弁護士です。
武村二三夫弁護士は若かりし頃、先日の組合ニュースで書いた岡田義雄弁護士(故人)の事務所で活動されていた弁護士で、私たち釜ヶ崎労働者の守護神とも言える弁護士のお一人です。うかつにも書き漏らしていました。
センターつぶしをねらってセンター内で生活していた約100人の釜ヶ崎労働者を大阪府警の機動隊を導入して暴力的にシャッターの外に追い立て、「シャッター閉めるな」の声を圧殺して無理やりセンターのシャッターを閉じたのは大阪府知事の吉村洋文氏です。
思えば8年前、今宮小中一貫校の南側にある花園公園で、失業し野宿生活を送っていた釜ヶ崎労働者全員を「だれもが使える公園にする」との口実で強制排除したのは当時の大阪市長だった吉村洋文氏でした。8年経過した花園公園の出入り口はいまだにカギがかかったままで「だれもが使えない公園」になっています。
また、センターのシャッター前にできた団結小屋に対し、それまで南の駐車場に向けていた監視カメラを東側に向け、団結小屋に出入りする人々を監視し始めました。
釜合労は大阪府(吉村洋文知事)のあまりに露骨な肖像権の侵害、釜ヶ崎労働者の団結権を侵害する行為に対抗し、監視カメラのレンズにゴム手袋をかぶせて見えなくしました。
この行為に対し大阪府は恥知らずにも威力業務妨害として大阪府警本部に告訴し6名を不当にも逮捕、そのうちの4名が起訴されましたが昨年の6月、大阪高等裁判所の齋藤正人裁判長は釜合労を含む3名に無罪を言い渡しました。大阪府は上告もできずに2週間後、無罪が確定しました。
私たちは吉村洋文知事に対し謝罪を求めていますがいまだに「ごめん」の一言もありません。
釜ヶ崎労働者、野宿生活者を差別し目の敵のようにふるまう吉村洋文知事を許すことはできません。吉村洋文知事(現)は釜ヶ崎労働者に対する差別意識を利用し、権力を笠に着て暴挙を繰り返す悪人としか思えません。吉村洋文知事がくりかえす暴挙を決して許してはなりません。
センターつぶしや釜ヶ崎労働者を弾圧し見えない存在にしようとすることに反対し抗議の声をあげ続けましょう。
大阪府(吉村洋文知事)がシャッター前で生活している人達に対して排除を求めた断行の仮処分、大阪地裁、大阪高裁いずれも大阪府(吉村洋文知事)の強制排除を認めませんでした。
現在最高裁判所での判断を待つ状況です。最高裁判所が大阪府の言い分を認めるのか、あるいは野宿している人たち(釜合労を含む)の言い分を認めるのか。あるいは差し戻しになるのか。その判断をかたずをのんで待つ現状です。
今後の予定
センターはこの街の宝です
3月26日(火)午後7時
西成区役所4階
まちづくり会議
3月28日(木)午後3時30分
コスモス株式会社相手の
大阪府労働委員会 第4回調査
4月26日(金)午後1時15分
大阪高裁73号法廷
定額給付金控訴審
5月10日(金)午後4時
コスモス株式会社 団体交渉
2024年3月18日
釜ヶ崎地域合同労働組合
釜ヶ崎炊き出しの会、いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com
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