コスモス（株）は法律を守り、Ｎさんの違法な６０歳定年退職を取り消すこと

　昨年の１１月、Ｎさんは玉出年金事務所に社会保険への加入を求めて申告し、その後、管轄する天王寺年金事務所での審査となり、本年３月１３日付で以下の処分が下されました。

天王年発第７号

令和６年３月１３日

Ｎ様

日本年金機構理事長（天王寺年金事務所長）

 

厚生年金保険・健康保険被保険者資格確認（処分）通知書

 

令和５年１１月２日付をもって確認の請求のありました健康保険及び厚生年金保険被保険者資格事項について下記のとおり確認しましたので通知します。

記

１， 被保険者氏名　　Ｎ

２， 　被保険者生年月日　　〇年〇月〇日

３， 基礎年金番号　　○○〇〇‐○○〇〇○○

４， 事業所名称　　コスモス　株式会社

及び記号番号　○○‐○○〇‐〇〇〇〇〇

５，資格取得年月日　　令和４年４月１日

＊資格確認請求により資格取得の処理を行いました。

　さらにＮさんは正社員なのにコスモス（株）の社長は正社員の就業規則を示さず、常勤パートと言い張ってパートタイムの就業規則を盾に６０歳での定年退職通知を出しました。

　ところで２０１３年４月１日施行の改正高年齢者雇用安定法では６５歳未満に定年を設定している企業は①６５歳までの定年引き上げ②６５歳までの継続雇用制度を導入③定年制の廃止　のうちのいずれかの措置を講ずるよう義務づけられています。

　しかし２０１６年１月１日施行と記載されたコスモス（株）のパートタイムの就業規則には①から③のいずれの記載もありませんでした。

　こうした義務違反を盾に６０歳定年を押しつけたコスモス（株）はＮさんの６０歳定年退職を取り消し、６５歳までの雇用を認めることを強く要請します。

　また会社都合でＮさんを退職に追いこんでいながら、コスモス（株）の社長は阿倍野ハローワークに提出する離職票に、Ｎさんは「定年後の継続雇用を希望していなかった」とウソの理由を書いていたことがわかりました。

　Ｎさんは阿倍野ハローワークに「雇用についてはその継続を求めていた」と訂正を申し出ています。

　どこまでも労働者の権利のことを考えず、自分にとって気にいらない労働者をいじめるコスモス（株）の社長です。組合はＮさんの労働者としての権利擁護のために闘い続けます。

　地域の方からいただいたスノードロップ。２本のクスノキの根元に球根を植えましたが、最近小さな白い花をいくつか咲かせましたので、ハト除けのネットをはずしました。チューリップもつぼみをつけています。菜の花、ムラサキハナナも咲き出しました。近いうちに岡山の小学生から届いたヒマワリの種もまく予定です。　

センターはこの街の宝です　　　

３月２６日（火）午後７時

西成区役所４階

まちづくり会議

３月２８日（木）午後３時３０分

コスモス株式会社相手の

大阪府労働委員会　第４回調査

３月３０日（土）午後３時

三角公園　「センターつぶすな」集会・デモ

４月２６日（金）午後１時１５分

大阪高裁７３号法廷

定額給付金控訴審

５月１０日（金）午後４時

コスモス株式会社　団体交渉　　

 

２０２４年３月２５日

釜ヶ崎地域合同労働組合　釜ヶ崎炊き出しの会、いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋２‐５‐２３　釜ヶ崎解放会館１階

電話（６６３１）７４６０

ファックス（６６３１）７４９０

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