定額給付金の裁判、最高裁に上告しました


 4年前、令和2年4月27日までに日本に住んでいる人々に対し当日生まれた赤ちゃんにも国が10万円の支給を決めました。ところが大阪市は申請した10名の釜ヶ崎の労働者(野宿している人も含む)に対しロクな調査もせず、西成区に住民登録していないことを理由に支給しませんでした。
 支給を拒否された釜ヶ崎の労働者10人が大阪市相手の損害賠償の請求を大阪地方裁判所に提起しました。第1審の判決(大阪地方裁判所)及び第2審の判決(大阪高等裁判所)は提訴した労働者側の言い分を認めませんでした。
 この裁判の原告二人が納得できないと最高裁判所に上告することを決めました。
 釜合労の弁護団(武村二三夫弁護団長をはじめとして遠藤比呂通弁護士、牧野幸子弁護士)は本年7月24日大阪高等裁判所に、最高裁判所に上告する手続きを行ないました。

 釜合労はこの裁判は大阪市による釜ヶ崎労働者への差別行政との闘いであると強く思っております。釜ヶ崎の労働者はこの国の宝です。釜合労は国や大阪府、大阪市の差別行政と非暴力、不服従をモットーに徹底的に闘い、差別の無い釜ヶ崎を目指します。





パワハラの無い職場を目指して闘っています


長居同物病院
パワハラの無い職場をめざして団体交渉

 7月23日長居動物病院との団体交渉を行いました。マネージャー(院長のつれあい)等によるパワハラが無い職場にしようとの思いで、釜合労の組合員はもとより非組合員(分かっているだけでも2名)の了解のもと団体交渉にのぞみましたが、パワハラを起こしたマネージャー本人は出席しませんでした。
 病院側が一方的に作成した就業規則には職場内のパワハラについての相談係としてこのマネージャ—」が担当すると明記しています。釜合労はパワハラを行った人物をパワハラの相談窓口にすることはできない、すぐにパワハラの相談係からはずすよう強く要求しました。
 またマネージャーの職からもはずすよう院長に要求しました。院長は徐々に引いてゆくようにすると回答しました。
 組合は労働者にパワハラを続けるマネージャーは1日も早く手を引くようにと思っています。





コスモス(株)社長は嫌がらせをやめなさい

 コスモス株式会社はいまだにNさんが社長に送った傷病手当を請求する用紙をNさんに返さず握りしめたままにしています。Nさんは協会けんぽに傷病手当の請求ができずに困っています。これって犯罪じゃないですか。早く用紙を本人の手元に戻してください。





7月27日(土)センターつぶすな!集会・デモを行いました。

 三角公園で午後3時から「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「万博反対」の集会とデモを行いました。猛暑のなか、40名の人たちが参加されました。参加された皆さん、お疲れさまでした。





花咲かじいさんの花壇

 キバナコスモス、日日草、ツメキリソウが咲いています。フェンスの際に挿し木したバラは暑さ対策のために日よけを作っておられます。
 早朝、夕方の2回、水やりをされているとのこと。花咲かじいさん、「熱中症に気をつけてください」と思っております。





今後の予定

センターはこの街の宝です

8月22日(木)午後3時
星野リゾート抗議と要請

8月26日(月)午後3時
コスモス(株)
新件 第4回調査

8月31日(土)午後3時
三角公園「センターつぶすな」集会・デモ

10月2日(水)午前11時
コスモス(株)
新件 第5回調査





2024年7月29日
釜ヶ崎地域合同労働組合 釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com

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