センターが無くなって困るのは釜ヶ崎の労働者/センターはこの街の宝です

 今月9日、自民党の石破茂内閣は衆院を解散しました。「15日公示、27日投開票」の衆院選がスタートしました。

 釜合労執行委員長稲垣は西成区役所1階に開設された期日外の投票場投票を済ませましたが、投票を済ませるまでガランとしており、この選挙の「低調」を感じました。

 結果はどうあれ、釜合労はここ釜ヶ崎で、あいりん職安は仕事の紹介業務を行え、施設収容反対、センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対の声をますます大にして、叫び続けていきます。

 10月26日午後3時より三角公園での、センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対、万博反対をスローガンにした集会・デモが釜ヶ崎の労働者を中心に約50人が参加して行われました。参加された皆さん、おつかれさまでした。


 センターが無くなって困るのは釜ヶ崎の労働者。大阪府(吉村洋文知事)はセンター潰しに目の色を変え、手始めにセンター内で生活していた約100人の釜ヶ崎労働者を大阪府警の機動隊200名を動員して、暴力的にシャッターの外に強制排除を行いました。2019年4月24日の弾圧でした。

 それから5年半、いまだにセンターはしっかりとしたたたずまいをしてそびえたっています。このセンターこそが釜ヶ崎労働者の居場所。大阪府下でダンボールを敷いて寝ていて文句を言われないのはセンター以外にありません。センターはこの街の宝です。この宝物を守ってゆきましょう。





花咲かじいさんの花壇

 毎日竹ぼうきできれいに掃き清められ、ウネの中の落ち葉も1枚1枚、丁寧に取り除いておられます。入り口から「ちょっと入らせて」と声をかけて、花壇を見て行かれた女性もおられます。

 3つのスコップを使って行うタチアオイの移植作業を見せてもらい、その手際の良さに感嘆。移植したタチアオイやタマスダレには棒を立てて、その棒に軽く葉をまきつけておられます。「葉っぱがしっかりするまでは、泥が付いたり、横に倒れたりするからな」とのこと。

 花壇入口には鉢が並び、あおあおしたサクラソウも。ヒルザキツキミソウが1本。「ダメかなと思ったけど生きてるわ。ほら、よく見てごらん、小さいつぼみが付いてる」。薄ピンクの花が花壇一面に咲いたらきれいでしょうね。

 三角公園からのデモ参加者の皆さんにも、花咲かじいさんの花壇の横を通過する際、案内させていただきました。





今後の予定

センターはこの街の宝です   


11月8日(金)午後4時

コスモス(株)

新件第5回調査


11月14日(木)

星野リゾート新今宮に抗議と要請行動


11月30日(土)午後3時

三角公園 「センターつぶすな」集会・デモ






2024年10月28日

釜ヶ崎地域合同労働組合

釜ヶ崎炊き出しの会

いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com

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