維新・大阪府、維新・大阪市 ひとつになって強制排除/釜ヶ崎の労働者は府市あわせ(不幸せ)
維新代表吉村洋文大阪府知事は裁判所に強制排除を申し立て、12月1日早朝、大阪地方裁判所の執行官がセンターシャッター前で生活している人たちに強制排除を告知しました。
かねてから用意していた爆弾500発(機動隊等500人)がシャッター前で生活していた人たちを寒空に投げ出しました。まさに殺人行為と言っても過言ではありません。
強制排除された一人は他の場所での路上生活するにあたって毛布等が無いと言うので、釜ヶ崎解放会館にある毛布5枚を団結小屋の人たちに渡しました。まだ布団、毛布の予備がありますので必要な方は声をかけて下さい。
12月2日、シャッター前から強制排除された人(仮にAさんとします)が「以前、センターのシャッター前に居たとき、西成区役所の井上と名のる人物が来て、話しかけてきたので、仕事があれば仕事をしたいと伝えると、ケアセンに連れていかれ、そこで本名を名乗り、いろいろと話をしたとのこと。
Aさんが言うには、自分の本名は井上と名のる人物以外に話したことがないのに、12月1日に裁判所の執行官が自分の名前を言ったので驚いたとのこと。
西成区役所の井上なる人物が大阪府にAさんの本名をばらし、大阪府が裁判所に伝えたことになります。西成区役所(大阪市)の職員が守秘義務を破り大阪府に伝えていたとしたら、その責任は免れません。
萩小の森
西成区役所(大阪市)にカギを開けるよう要請
12月1日、強制排除とは何の関係もない萩小の森にカギがかけられていました。カギはその後もかけられたままで12月8日現在、いまだにロックアウトされた状態です。
萩小の森で休んでいた人、碁や将棋を楽しみにしていた人など10人ほどの労働者から「なんでカギがかかっているのか。おかしい」「将棋をするのが楽しみなのに、いつになったら開けるのか」「カギをかけた人にカギを開けるよう言って欲しい」など、切実な声が聞かされました。
その人たちの声を聞いていた花咲かじいさんは単独で西成区役所に行き、担当者にカギを開けるよう要請したとのこと。
花咲かじいさんから「西成区役所が12月8日午後4時から話し合いに応じると言っている」との話が釜合労にありましたので団結小屋の人に伝えました。
当日、西成区役所の1階のロビーで待ち合わせをして、集まった10人ほどの人たち全員で7階に上がり、総合企画課課長代理の竹内氏、同担当係長小林氏と1時間ほど話し合いを行いました。
話し合いの結果、カギを開ける方向で考えているが、いつ開錠するかは未定であるとの返事でした。参加した人は、1日も早くカギを開けるようにと要望して話し合いを終えました。
大阪府と大阪市が一体となって釜ヶ崎の労働者の人権、人格、プライバシーを踏みにじっています。私たちはこの差別行政を再度肝に銘じ、粘り強く反差別の闘いを継続することをあらためて思い知ることになりました。
花咲かじいさんの花壇
アベリアの繁みの下にまとめていた落ち葉を、たい肥作り用の大きな穴に移しておられました。「これからクスノキの葉がたくさん落ちてくるから、かき集めないとあかんな」と言いながらクスノキを見上げた花咲かじいさん。「見てごらん、上の方にハトの巣がある」と教えてくれました。目をこらすと確かにてっぺん近くに巣がありました。
萩は花が終わり、葉が黄色くなり、これも風に吹かれて落ち葉に。黄色い絨毯みたいできれいですが、フェンスを越えて道路にもずいぶん散ったようです。花咲かじいさんが清掃してくれました。
今後の予定
センターはこの街の宝です
12月18日(水)午後4時
親族と共謀して責任逃れの偽装閉鎖で逃げ切りを図る介護業のコスモス(株)
新件第6回調査
12月21日(土)午後5時~9時
西成市民館3階講堂
「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」講演と上映集会
12月28日(土)午後3時
三角公園「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強 制排除反対」「万博反対」集会・デモ
2025年1月17日(金)午後4時
親族と共謀して責任逃れの偽装閉鎖で逃げ切りを図る介護業のコスモス(株)
新件第7回調査
2024年12月9日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com
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