維新の会(吉村知事)のねらいは、センターをつぶして 労働者を散り散りバラバラにすること

センターは国が国民の税金で建てたもの
まだ45年は使えるのにつぶすのは税金の無駄使い

 日本維新の会代表の吉村洋文大阪府知事がセンターのシャッター前で生活している人たちを差別思想に基づいて強制排除するまでは人間の匂いがしていました。今は冷たいフェンスでおおわれています。フェンスの1枚1枚が日本維新の会の幹部一人一人が立って、釜ヶ崎の労働者や野宿生活者をはばんでいるように思えます。

 今から10年前吉村知事は大阪市長をやっていました。その時に手がけたことは花園公園で生活している釜ヶ崎の労働者を一人残らず強制排除したことです。その時の口実が「だれもが使える公園にします」でした。

 しかし花園公園は10年経ったいまだにカギがかかったままで「だれも使えない」公園になっています。

 当時の吉村洋文市長は、大阪市民や釜ヶ崎の労働者や裁判所にまでウソをついて強制排除を行ったのです。吉村市長(維新の会)の狙いは「花園公園から釜ヶ崎の労働者を一人残らず排除する」ことだったのです。


 大阪府知事になった吉村知事が次にねらったのがセンターつぶし。労働者のみなさん、もうお分かりですね。

 センターを建て替える(つぶす)口実が耐震性が弱いからということでした。おい、ちょっと待てよと言いたい。吉村知事が座っている知事室のある建物が大阪府の本館。これは大正時代に建てられて建築物。センターよりも耐震性が弱いと言われていました。

 そしたら建て替えたかというと、免振工事をして使っているのです。ならばセンターも自分たちがやったように耐震工事をしたらいいだけのこと。「耐震性が弱いから」建て替えるという説明には整合性がありません。

 吉村知事(維新の会)のねらいは、センターをつぶして労働者を散り散りバラバラにして見えなくしてしまうことです。10年前花園公園で彼がやらかしたことと同じことをしようと思っているのです。こんな維新の会にだまされてはいけません。

 「センターはこの街の宝」「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」これが労働者の声です。


 今年の1月13日釜合労がセンター北西のフェンスの上に「センターつぶすな、シャッター開けろ」と書かれたのぼり旗を掲げました。あくる日大阪府と西成警察含め9人がかりでのぼり旗を強制撤去しました。釜合労委員長が一人で現場に行き、そのやり取りの動画をインスタグラムにも載せました。2月2日現在、15万5760回再生されています。世間の関心が高いことがみてとれます。


 ところで労働省職業安定局失業対策部編、昭和45年度失業対策年鑑には次のように書かれています。

――労働省としては当面緊急に措置すべき対策として「青空労働市場を一定の施設内に集約し、職業安定機関等による就労あっ旋の援助を通じて悪質求人者の排除、就労の正常化を図るとともに労働福祉に関する諸施策を総合的に実施し、地区労働者の福祉の増進と近代的労働市場の育成を図る」方針を決定し…42年度予算にこれらの施設建設費が認められ、以来2年有余にわたる年月と総公費22億3千万円の巨費により45年9月30日その竣工をみたものである―――

 この記載から分かるように、センターは国民の税金で国が建てたものです。つぶすことは税金の無駄使い。身を切らされるのは国民、釜ヶ崎の労働者です。維新の会は痛くもかゆくもないんです。




花咲かじいさんの花壇

 キンセンカの花が開いてきました。サクラソウもつぼみが見えてきました。菜の花やムラサキハナナも成長しています。黄色い花が咲くタチアオイの苗も防寒対策をされて葉が大きくなりました。ノースポールが梅の木の根元でこんもりしてきました。




今後の予定

センターはこの街の宝です  


2月18日(火)午後4時

親族と共謀して責任逃れの偽装閉鎖で逃げ切りを図る介護業のコスモス(株)

新件第7回調査


2月20日(木)

星野リゾート新今宮

抗議と要請 


2月22日(土)午後3時

三角公園

「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強 制排除反対」「万博反対」集会・デモ


2月27日(木)午後1時30分

大阪地方裁判所808号

選挙妨害の裁判


3月6日(木)午前10時

長居動物病院事件

第1回調査





2025年2月3日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com

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