あいりん職安が仕事の紹介をしていましたが…

センターはこの街の宝。私たちはあきらめません。

 2月5日の朝、労働者より「職安が求人しとるで」と言われたので、釜合労は南海本線高架下にあるあいりん職安へ確認に行きました。

 モニター画面には日雇求人票とあり、事業所名、所在地、職種・仕事内容、雇用期間、求人数、就業場所、賃金、始業・終業時刻、休憩時間、時間外労働、加入保険、受動喫煙対策等々が明示されていました。

 ただ、職種、仕事内容については「高速道路改修に伴う土木作業」とあり、仕事内容が明確でなく何をさせられるのか不明。たとえば「片付け」「土工」「釘じまい」等、明確な仕事内容を明示すべきだと組合は考えています。

 賃金は1万円と表示されていました。路上求人でも「1万1500円」あるいは「1万1000円」とあります。あいりん職安(国)が求人するにはピンハネ(中間搾取)のないまっとうな賃金を払うよう求人業者に指導すべきだと釜合労は思っています。あいりん職安は本気になって賃金の良い求人開拓をすべきと考えています。

 釜合労は釜ヶ崎まちづくりの会議において、委員の一組織として、ことあるごとにあいりん職安が釜ヶ崎の労働者にピンハネ(中間搾取)の無い仕事の紹介を行うよう要請してきました。

 あいりん職安が仕事の紹介業務を行ったことに関しては前向きに評価したいと思っていますが、本気になって取り組むことを強く要求します。




大阪地方裁判所より強制排除に関しての書類が送付されました。

 先日、大阪地方裁判所より大阪府(吉村洋文知事)によって強制排除された人々の名簿(釜合労を含む)が送付されてきましたが、シャッターの前で生活していたIさんの名前がありませんでした。意図的にはずしたと思わざるを得ません。弁護団に対策を願いたいと思っています。

 「センターはこの街の宝」「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の闘いは続いています。私たちはあきらめません。闘い続けます。




炊き出しは続けています。

 1975年12月10日から1日も休まず続けている炊き出し。12月1日の強制排除がなされた日の昼の炊き出しは、リヤカーからずん胴を下ろすことも警察官によって妨害され、多くの労働者の抗議によって1時間後、ようやく炊き出しを行うことができました。

 このことがテレビや新聞で報道されると、炊き出しを応援して下さっている何人かの方から「炊き出しは行われているのですか?」と問い合わせがありました。ご心配をおかけしましたが、その後も1日2回の炊き出し(午前11時と午後4時30分)を毎日助け合って続けておりますのでご安心ください。




今後の予定

センターはこの街の宝です  


2月18日(火)午後4時

親族と共謀して責任逃れの偽装閉鎖で逃げ切りを図る介護業のコスモス(株)

新件第7回調査


2月20日(木)

星野リゾート新今宮

抗議と要請 


2月22日(土)午後3時

三角公園

「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強 制排除反対」「万博反対」集会・デモ


2月27日(木)午後1時30分

大阪地方裁判所808号

選挙妨害の裁判


3月6日(木)午前10時

長居動物病院事件

第1回調査





2025年2月9日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com

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