西成区特区構想は、維新の会の間違った差別思想に基づくもの
釜ヶ崎メーデー
第56回釜ヶ崎メーデーは、釜ヶ崎地域合同労働組合と釜ヶ崎炊き出しの会主催で行われました。
あいりん総合センター南西角を出発し、萩之茶屋小学校跡地にできた医療センターの前を通り、白い塀で囲まれた市営萩之茶屋第2住宅の東の横を通り抜け道路尼平線に出て、あいりん総合センター北西角を南に向けデモ行進し、出発地点で流れ解散を貫徹しました。
スローガンの「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」を力強く繰り返し、道行く労働者、通行人にアピールしました。参加された皆さん、お疲れ様でした。
花園公園
釜合労委員長稲垣浩や釜ヶ崎労働者をヨゴレと言って人間の尊厳を落とし込める差別をしていながら、「表現の自由の範疇」と居直り続けている「維新の会」を許してはならないと思い、合法的手段(法的手段)をもって闘いを開始しました。
9年前大阪市長であった(現大阪府知事)吉村洋文は仕事が無くやむなく花園公園の北側で生活している釜ヶ崎の労働者を「だれもが使える公園にする」との口実で一人残らず強制排除しました。
9年経ったいまだにカギをかけたまま「だれもが使えない公園」になっています。いつの間にか、その場所にテニスコートを作り、今宮小中一貫校の生徒が使っているだけ。テニスが終わったらカギをかけ校舎に戻ってゆきます。
花園公園のフェンスで仕切られた南側には地区の自治会が集会場を建てたり花壇等を作っているのを容認しています。
釜ヶ崎労働者だけを排除し続けている根拠は何か。それは維新の会の釜ヶ崎労働者に対する差別思想が根底にあるからです。まさに差別行政そのものです。
釜ヶ崎労働者を排除する西成区特区構想は維新の会のまちがった思想に基づくものであると思っています。これを正していかなければならないと思っています。
差別者集団 維新の会相手の2回目の裁判
2年前の3月31日告示、4月9日投票日の統一地方選挙のおり、「釜ヶ崎労働者の声を市会に届ける」とのスローガンで選挙戦を闘っている最中に、選挙用の掲示板に貼った稲垣浩のポスターの欄外にヨゴレ稲垣と書き込み、当時のツイッター(現Ⅹ)上に載せて選挙妨害を行った維新の会交野支部幹事長(当時)高石康を相手に1、自由かつ公正な選挙を受ける利益の侵害 2、侮辱の2点で損害賠償請求の民事訴訟を起こしました。
この裁判は差別者集団維新の会の差別思想を正す裁判と位置づけ、闘い続けます。
毎回、関心のある傍聴人の人たちが事の成り行きを見守っておられます。次回もぜひ傍聴に来ていただきますよう願っています。次回3回目の公判は6月19日(木)午後1時10分から大阪地方裁判所808号法廷で行われます。
インスタグラム
2025年1月13日に立てた「センターつぶすな シャッター開けろ」ののぼり1本を、翌日14日に大阪府と西成警察署が一体となって撤去(パート①)〈2025年1月14日 撮影:稲垣浩〉
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花咲かじいさんの花壇
オシロイバナの苗を植えるのを手伝いました。ハトに食べられないよう、半分にカットしたペットボトルで保護しておられます。タネから育てたというツメキリソウも、肉厚のしっかりした葉を繁らせています。ヒマワリの種も芽を出して葉を広げています。挿し木した菊も育っています。
ヒルザキツキミソウが次々と咲き出しました。ジャスミンはフェンス一面に白い花を咲かせ、芳香が漂っています。桔梗も大きく育ち、アジサイもつぼみが目立ってきました。つるバラももうすぐ花を咲かせそうです。
今後の予定
センターはこの街の宝です
5月13日(火)午後3時
コスモス株式会社
組合員であるがゆえに60歳定年を理由に解雇した不当労働行為事件の証人尋問
5月15日(木)午後3時
星野リゾート新今宮
抗議と要請行動
5月20日(火)午前10時30分
長居動物病院
団体交渉
5月31日(土)午後3時
三角公園
センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対、万博反対
集会とデモ
6月6日(金)午前10時30分
組合員にのみ業務制限を続ける長居動物病院
労働委員会第3回調査
6月19日(木)午後1時10分
大阪地方裁判所808号
日本維新の会交野支部幹事長(2023年4月当時)が、釜ヶ崎労働者に対する差別をあおり選挙妨害をした裁判
2025年5月7日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com
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