9月16日(火)午前10時、鉄板でおおわれた医療センター出入口(目印は宣伝カー)釜合労は「センターつぶすな」と声を上げます。
人を傷つけない、物を壊さない、非暴力・不服従で
センターつぶしに反対の声を共にあげましょう
今年6月の終わりから7月初めにかけ、「あいりん総合センター他1施設解体撤去工事のお知らせ」なる貼り紙が大阪市都市整備局、株式会社名和商店名でセンターを囲った鉄のフェンスに貼られました。
センターが無くなって困るのは釜ヶ崎の労働者。この日本国においてダンボールを敷いて寝て文句を言われない場所がセンター。釜ヶ崎において何気がねなく一服できる居場所がセンター。ここでは嫌がらせも襲撃もない。安心して横になれる場所はここしかない。
地下には1回百円で入れるシャワー室があり、足を洗う場所、洗濯槽があります。食堂、売店、熱い湯の出るところ、冷たい水の出るところがあり、トイレの数も38あります。労働者が碁、将棋など一服できる娯楽室も2か所あります。
このセンターは国の予算(国民の税金)で建てられたもの。センターを建てた元請けは奥村組で、1970年10月に竣工したとき、この奥村組が「百年持つ(耐用年数)」と宣伝していました。1970年から100年のちと言えば2070年。まだ45年も耐用年数があります。
耐震性の弱いとことがあれば耐震工事をしたらいいだけのこと。大阪府庁の本館(知事室がある)は大正時代に建てられた(1926年に完成)もので、センターよりも耐震性が弱いと言われていました。しかし建て替えはせず、約69億円をかけて耐震工事をして使っています。
そしたらセンターも耐震工事をして使ったらいいだけのこと。
吉村洋文大阪府知事(日本維新の会)は、センターをつぶし、労働者を散り散りバラバラにして見えなくすることがねらい。
9年前当時大阪市長であった吉村洋文は、仕事が無く花園公園で野宿している釜ヶ崎の労働者を「だれもが使える公園にする」と大阪市民や釜ヶ崎の労働者、裁判所にまでウソをついて、一人残らず強制排除した張本人。
花園公園は9年経ったいまだにカギをかけたままで、だれもが使えない公園になっています。
その吉村洋文が今度ねらったのがセンターつぶし。その口実が「耐震性が弱いから」だとさ。耐震性が弱いなら、自分の座る知事室がある本館でやったように、センターも免振工事をしたらええだけのこと。
釜合労は9月16日(火)午前10時から鉄のフェンスで囲まれた医療センターの出入口あたりでセンターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対の声をあげます。
人を傷つけない、物を壊さない、非暴力、不服従でセンターつぶし反対の声をあげようと思っている労働者の皆さん。釜合労の宣伝カーが目印です。ぜひ皆さんも声を上げてください。
花咲かじいさんの花壇
キバナコスモス、菊、アジサイの葉が枯れかかっています。1本1本に支柱を立て、土を盛って根を保護する作業を始めましたが少しも進みません。水やりも追いついていません。道行く労働者から「大変やな。手伝おうか」と声をかけられることも。嬉しいことです。
今後の予定
センターはこの街の宝です
9月18日(木)午前10時
大阪地方裁判所808号
日本維新の会交野支部幹事長(2023年4月当時)が、釜ヶ崎労働者に対する差別をあおり稲垣浩の選挙妨害をした裁判
9月25日(木)午後3時
星野リゾート新今宮
抗議と要請行動
9月27日(土)午後4時
三角公園「センターつぶすな」集会・デモ
10月7日(火)午後5時
労働委員会第1回あっせん協議
組合員にのみ業務制限を続ける長居動物病院
2025年9月8日
釜ヶ崎地域合同労働組合・ 釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
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