萩小の森のガラス張りの小屋 能登の被災を口実に撤去を引き延ばすな

 萩小の森の中にあるガラス張りの小屋はいまだに撤去されていません。西成区役所で行われている釜ヶ崎のまちづくり会議において、釜合労は半年ほど前、「労働者に何の利益もない小屋なら撤去するように」と意見しました。

 その後、会議で座長をつとめる人物が「能登の方へ運ぶことも考えているようです」と所有者の代弁を行いました。

 その後の会議においても釜合労は「碁とか将棋をさせる小屋にすれば」という労働者の声があったことを会議の場で意見しましたが、ガラス張りの小屋は何の変化もなく放置されています。

 ガラス張りの小屋を、能登の地震の被災に役立てようとするがごとき口実で撤去を引き延ばすことは、被害に遭った人を愚弄(ぐろう)することになることを忠告します。

 労働者の利益につながる釜合労の発言を無視し続け、労働者の不利益になることは強引に押し続ける維新の会の下請けになっているかのような釜ヶ崎まちづくり会議。釜合労は萩之茶屋小学校の講堂で行われた第1回目の会議から74回目の会議に至った現在においても「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の声を上げ続けています。


 維新の会のセンターつぶしに反対しないイエスマンが集まるまちづくり会議において「センターつぶすな」と反対の声をあげる団体があることを、釜ヶ崎の歴史に刻んでおかなければならないとおもっています。

 釜合労はこれからも「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」と声を上げ続けます。

 なお、センターのシャッタ―前で生活していた人のうち強制排除された3人は、現在も釜ヶ崎解放会館で宿泊されています。安否を心配されている人もいますのでお知らせしておきます。




「追い出されない炊き出しの場を作りいや!」
釜ヶ崎解放会館取得に尽力してくれた上田等さん

稲垣浩釜合労委員長の闘いの歴史

 大工の棟梁(とうりょう)というのは愛称で本名はTさん。この人に工作を頼めば廃材を活用して作り上げる人でした。

 Tさんが作ってくれた車輪付きの屋台に、釜ヶ崎解放会館で作った、ずん胴に入った雑炊を積みこみ、棟梁と一緒に稲垣も花園公園に行き、炊き出しを継続することになったのです。

 ところが花園公園を管理する大阪市は公園の工事を口実に花園公園を封鎖したのです。私たちは諦めませんでした。


 さて、そこで話は変わりますが、釜ヶ崎解放会館設立に至った経緯の概略を説明しておきたいと思っています。稲垣らが中心となって続けていた炊き出しをことごとく妨害してきたのは国や大阪府、大阪市と大阪府警西成警察。

 これらによる手を変え、品を変えての弾圧や嫌がらせを北大阪の地から見ていた人がいました。その人の名は上田等。この人は朝鮮戦争に反対した闘いの一つ、吹田事件に参加していた人で、大阪府の能勢町にある能勢農場を立ち上げた中心人物です。

 ある日、突然に呼ばれて対面すると、「追い出されない炊き出しの場を作りいや!」と言われました。カトリックのドイツ人の神父さん7人で所有している老人食堂が売りに出されていることを知りました。名古屋在住のソウマ司教に直接会い、釜ヶ崎の大衆運動の拠点にしたいのでぜひ譲ってほしいと頼みました。

 その後、現在の釜ヶ崎解放会館を取得することができました。上田等さんは、土地建物合わせて1200万円の現金を稲垣に渡す前にこう言いました。「稲垣君、君に貸すんやで」。 

次号に続きます。




花咲かじいさんの花壇

 花咲かじいさんが育てているバラの枝を切断して枯らした人物を知っているのに、知らん顔を続ける西成警察署。タチアオイの葉がぐんぐん大きくなり蕾を付けています。花を咲かせているのもあります。




今後の予定

センターはこの街の宝です 


4月14日(火)

大阪城の天守閣下の屋根より大阪府知事吉村洋文にセンターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対と声をあげたことによる刑事裁判の第4回公判前整理続き(非公開)


4月22日(水)午後1時20分

大阪高裁

日本維新の会交野支部幹事長(2023年4月当時)が、釜ヶ崎労働者に対する差別をあおり稲垣浩の選挙妨害をした裁判の控訴審


5月11日(月) 午前10時

コスモス不当労働行為救済申立

中労委第2回調査(ウエブ)


6月2日(火)午前10時30分

長居動物病院

①組合員への業務制限を続ける不当労働行為に対し、大阪府労働委員会に救済申立した事件の審理

②組合員の有休休暇の申請を拒否した不当労行為について救済申立をした件について第4回調査              





2026年4月6日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com

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