大阪労働局があいりん職安の職員が新型コロナウイルスに感染したと発表

あいりん労働公共職業安定所所長様

釜ヶ崎地域合同労働組合

執行委員長 稲垣浩

緊急申入書

2020年4月8日付の朝日新聞夕刊で、「大阪労働局があいりん職安の職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した」という記事を見ました。そこであいりん労働公共職業安定所所長あてに申し入れを行います。

1、感染経緯を明らかにすること

2、あいりん職安の職員全員を待機させて検査を行い、屋内外の薬剤散布を行ったあと、当面の間、新しい職員で職業紹介を行うこと

3、釜ヶ崎労働者及びあいりん職安を利用する労働者に早急に新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ防御策を明らかにすること。

4、当組合は、これ以上釜ヶ崎労働者への感染拡大を許してはならないという観点から、強制的に閉鎖されたあいりん総合センターのシャッターを開け、そこで業務再開することを要求します。(その理由。釜ヶ崎労働者への新型コロナウイルスの感染を防ぐためにもセンターのシャッターを開け、センターを活用すること。釜ヶ崎労働者をはじめ、支援の人々の「センター閉鎖反対」の声を暴力的に封じ込め、強制排除、閉鎖した責任は重大です。センターでは今も医療センターが営業を続けています。センターは釜ヶ崎において最強の公共施設であると考えています)

5、さらに、コロナ対策として三密の待合室を閉鎖し、センターを開放すること。これは厚生労働省へも要望書を送付済みです。

2020年4月9日

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