あいりん職安にコロナ対策を申入れ あいりん職安は窓口を利用する労働者にマスクを配布せよ
あいりん職安に3月31日まで勤務していた職員がコロナに感染していたことを新聞で知り、4月9日午前9時過ぎに5名であいりん職安に申し入れを行いました。
窓口で対応した職員に、認定に来られた労働者に熱などの症状が出ていないか等の聞き取りを行うよう要請しましたが「症状の出た人は保健所に連絡してください」と繰り返すばかり。感染を防止する姿勢が希薄なことに失望しましたが、あきらめずに引き続き要望を続けます。その後、新たにもう一人、3月31日まであいりん職安に勤務していた職員がコロナに感染していたことがわかりました。
感染された職員の回復を願っていますが、コロナの感染拡大を防ぐために、やらなければならないこと、してはならないことの分別を続ける以外にないと思っています。
✧(財)西成労働福祉センターは特掃輪番労働者にマスクを配布せよ
✧あいりん職安は窓口を利用するすべての労働者にマスクを配布せよ
✧ 医療センターは釜ヶ崎労働者、野宿生活者のコロナの相談窓口を開設すること
本日、医療センターに要望書を提出します
大阪社会医療センター付属病院
代表者理事長 長山正義様 同院長 斎藤忍様
要 望 書
1970年あいりん総合センター内に完成した大阪社会医療センター付属病院の初代院長本田良寛さんは、釜ヶ崎労働者の生活苦にかんがみ、治療費は「ある時払いの催促なし」で釜ヶ崎労働者の病気、けがの治療を献身的に行ってこられました。その功績は高く評価されています。
さてこのたび、あいりん労働公共職業安定所(以下あいりん職安という)に3月31日まで勤務していた職員2名が新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになりました。当組合は釜ヶ崎労働者をはじめ、あいりん職安を利用している労働者への感染が心配されるので、追跡調査をするようあいりん職安に要請しております。
貴医療センターにお願いしたいことは、釜ヶ崎労働者、野宿生活者のコロナの相談窓口を開設すること、新型コロナウイルス感染者の受け入れ態勢を早急に整えること、貴医療センターを利用する労働者にマスクを支給することです。
釜ヶ崎地域合同労働組合 執行委員長 稲垣浩
4月25日(土)三角公園で集会、デモ
4月25日午後3時から三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の集会、デモ行進を行います。雨天決行。お茶とおにぎりを用意します。
センターのシャッター前で生活している皆さん、国、大阪府、大阪市の裁判所を使った強制排除に対し、団結して非暴力、不服従で闘いましょう。
「センターつぶすな」住民訴訟
次回は5月20日(水)午後2時から大阪地裁1007号法廷です。
2020年4月13日
釜ヶ崎地域合労労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460 ファックス(6631)7490
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