西成区役所の職員 またぞろ団結権の侵害を行う

4月23日日本弁護士連合会は、刑事収容施設における感染拡大の防止を求める会長声明を発表しました。それを要約すると、刑事収容施設(刑事施設、留置施設及び海上保安留置施設)は狭い空間内に多数を所在させている。「三密」(密閉、密集、密接)を避けることが困難の状態にある。このような施設に新型コロナウイルス感染者が現れた場合、集団的な感染を招く危険性が高い。以上の点を踏まえ、法務省、検察庁、海上保安庁及び各都道府県警察本部に対し、次の三点を求めた。

①逮捕、勾留の必要性を厳格に吟味し、可能な限り、逮捕、勾留を回避したり、被疑者を釈放したりする等して在宅での捜査を行うこと

②刑事収容施設内での感染拡大防止のため、可能な限り一人一室とし、消毒や換気を徹底するなど最大限の防止策を講じること

③被収容者に新型コロナウイルス感染が疑われる病状が現れた場合には速やかに医療機関で受診させるなどして生命、身体の安全の確保と感染拡大防止のための最大限の措置を講ずること、等々。

これを釜ヶ崎に当てはめてみると、西成警察署の留置場、シェルター、禁酒の館、無料休憩所、あいりん職安仮庁舎の待合室、三徳寮、自彊館等の施設、ドヤなんかがこれにあたるのではないでしょうか。(今宮文庫の閉鎖は評価される)特掃の仕事も一時休止して賃金は全額保障すること。

労働者を劣悪な狭い場所に押し込めることは、これを機会に考えなおさなあかん。センターがあるやないか。シャッター開けたらええやないか。


◆今年1月医療扶助を受けていた釜ヶ崎炊き出しの会を辞めたAさん。西成区役所健康福祉センター分館に行ったら、「あそことは接触しないように」と女性職員に言われたそうな。アホ職員に忠告する。本人がだれと付き合おうが自由ではないか。

◆政府が支払う10万円。釜ヶ崎労働者、野宿している人々に全員渡せるようにせよ。2007年釜ヶ崎解放会館に住所設定していた人の住民票を強制削除した2088人に、案内書を責任をもって配布せよ。


2020年4月27日

釜ヶ崎地域合労労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階

   電話(6631)7460 ファックス(6631)7490

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