労働者を犠牲にした再開発に反対し阻止しよう

センターは労働者が使うために建てられたもの

町会やドヤ主たちに横取りさせてはなりません


労働者を犠牲にした再開発に反対し阻止しよう

釜ヶ崎のまちづくり(まちつぶし)会議の重要な部会である労働施設検討会議においては釜合労以外の委員はセンターつぶしに反対していません。国や大阪府や大阪市の思うがままのセンターつぶし(労働者つぶし)が行われようとしています。

センターについては耐震性が弱いという理由で労働者を追い立て、センターつぶしの一番の理由にしています。しかしセンターの東側にある第二住宅は、耐震性は何の問題もないのにセンターつぶしのついでにつぶし、平地にしてしまおうと狙っています。耐震性に何の問題もない第二住宅までなんで解体してしまうのですか。

全く整合性に欠け説得力のない役人たちとそれに追随する御用学者、御用有識者とチョウチン持ちたちが労働者の困難をそっちのけで条件闘争をくりかえしています。

あいりん職安が仕事の紹介業務を行わない結果、釜ヶ崎の労働者が多大の不利益をこおむっていることに目をつむり、労働者の目をそむけさせる方向へのミスリードする者たちを放置せず、はっきりと批判することも大事なことではないでしょうか。

釜ヶ崎労働者の困難は何一つ変わっていません。これを変えることこそ釜ヶ崎のまちづくりの肝であるはずなのに、これを放置し労働者を排除し、その犠牲のうえに建設されるものとは何なのか。観光バスの駐車場。タクシー乗り場(これは町会がねらっています)。屋台村(これはドヤ主たちがねらっています)。

センターは労働者の闘いによって国、大阪府、大阪市が共同で建設したものです。1970年にセンターが開設されたとき、「100年持つ」と言っていたのは元請の奥村組でした。

ですから、あと50年は使えます。地域の自治会やドヤ主なんかにセンターを横取りさせてはなりません。センターは釜ヶ崎の労働者が使えるものとして建設されたのです。

「センターつぶすな」「シャッターあけろ」「強制排除反対」と共に声を上げ続けましょう。



「労働者を犠牲にしてセンターつぶすな」住民訴訟は6月24日午前11時です。

次回公判は6月24日(水)午前11時から大阪地方裁判所1007号法廷です。多くの皆さんの傍聴をお願いします。

午前10時、バス釜ヶ崎でセンターを出発。お茶とおにぎりは用意したいと思っています。



6月27日(土)三角公園で集会、デモ

6月27日午後3時から三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策を本気でやれ」「給付金10万円をすべての釜ヶ崎労働者、野宿生活者に支給せよ」の集会を行い、3時半から三角公園、銀座通りを行進し、センターまでのデモ行進を行います。雨天決行。お茶とおにぎりを用意します。



釜合労のホームページができました

https://www.kamagourou.comです。よろしくお願いします。




2020年6月15日

釜ヶ崎地域合労労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

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