釜ヶ崎で商売している人たちも 一緒にセンターつぶしに反対しましょう
センター無くなれば労働者もいなくなる
釜ヶ崎で商売している人たちも
一緒にセンターつぶしに反対しましょう
労働者の賑わいがあってこそ、この街もにぎわう。釜ヶ崎の労働者が全国で時には世界を股にかけ働き、仕事を終えて釜ヶ崎に帰ってドヤ、スーパー、食堂、一杯飲み屋、カラオケ、喫茶店等々でお金を使う。それで商売する人々は生業を得ることができるのです。この街の象徴がセンターなんです。
それまでの労働者の長い闘いのなかで、国・大阪府・大阪市が重い腰をあげ、釜ヶ崎労働者の労働の問題、福利の問題の改善に向けてというかけ声のもと建設されたものがセンターでした。
寄り場、あいりん職安、労働福祉センター、医療センター、市営住宅、食堂、売店、喫茶店、理髪店、ロッカールーム、トイレ、水道、洗濯場、足洗い場、娯楽室、シャワー室、ダンボールを敷いて横になれる場等々、労働者がセンターに来ればなんとかやっていけるだけの設備が整っていました。
あいりん職安等が十分な機能を果たさないまま、国・大阪府・大阪市はセンターつぶしに反対する労働者をセンターから暴力的に排除し、シャッターを閉じてしまいました。狙ったのは労働者を排除しての再開発でした。
「センターは耐震性の一部が弱いから建て替えます。労働者はちょっと遠慮してください」と言ったのは大阪維新の会の元市長橋下徹さんでした。現市長の松井一郎さん、一晩でもシェルターで寝てみたらいい。パイプでできた二段ベッド。毛布は半年に1回しか替えない使いまわし。枕も無い。シラミや疥癬の病気にさらされ、今度はコロナに感染するリスクまで負わされています。
釜ヶ崎の労働者を「ヨゴレ」と言って差別した維新の会のメンバーの謝罪も話し合いもいまだにありません。釜ヶ崎労働者を差別することはやめてください。
今年5月28日に大阪弁護士会の会長声明で、ケアハウス等の労働者を詰め込む施設が批判されたのをご存知ですね。今こそ、センターのシャッターを開放し、市営住宅を開放し、あいりん職安が仕事の紹介業務をまじめに取り組み、釜ヶ崎の労働者が幸せになることを真に考えるべきです。
家賃まで取ってて、まだ雨漏り。どうなってるねん、南海電鉄。
6月30日(火)朝10時ころ、雨の降り続く中、センター西側に野宿している人用に釜合労が設置した5個のスカイトイレにたまった小便回収のおり、南海ガード下に設置された西成労働福祉センターの仮移転先の北側の出入口付近に雨漏りがないか見ると、床に敷き詰められた薄茶色のタイルにポトポトと間断なく複数の箇所から水滴が落下していました。
釜合労が朝に机を出して組合ニュースを置いている上あたりでした。スマホの動画にて撮影しました。雨漏りはまだ続いております。家賃まで取ってて、どうなってるねん、南海電鉄。随意契約の欠陥が露呈し続けています。
また7月1日の午前、あいりん職安仮移転先の待合室の外部のガード下の雨漏りは、雨があがったあくる日であるにもかかわらず落ち続けていました。
7月2日まちづくり会議の労働施設検討会議の事務局(大阪府)が会議案内の封筒を釜合労に持参したとき、西成労働福祉センター北側ガード下の雨漏りを指摘したところ、「あの部分は管理しているところと違う」と言うので「センターが管理している自動販売機を置いてるところやん」と抗議すると黙ってしまいました。この人、その場その場で口からでまかせを言う役人で、信用のできない役人の一人です。
役人の考え一つで、不法占用としたり認めたりする恣意的行為に抗議する
センター南側の萩の森跡地にあったテントが撤去され、そのテントが萩之茶屋北公園(旧仏現寺公園)に移し替えられました。
萩之茶屋北公園は1977年4月7日に労働者の食事提供、労働者が寝泊まりするテントを大阪市が不法占用という理由で行政代執行を行った公園です。その後、子供が遊べる公園としてバスケットボールの遊具を設置し、カギがかけられ、朝に開けられ夕方閉じられる公園としていた場所。
役人のサジ加減一つで、不法になったり適法になったりする恣意的な行為を体験する都度に、権力をふりまわす役人たちに怒りをおぼえます。
住民登録と引き換えに特別給付金10万円を支払う行為は愚の骨頂
馬の前にニンジンをぶらさげて言うことをきかせる行為で、下劣で差別的。やめなはれ。
「労働者を犠牲にしてセンターつぶすな」住民訴訟は8月26日です
次回公判は8月26日(水)午前11時30分から大阪地方裁判所1007号法廷です。多くの皆さんの傍聴をお願いします。
釜合労のホームページができました
https://www.kamagourou.comです。
2020年7月6日
釜ヶ崎地域合労労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
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