バス「釜ヶ崎」の撤去に反対する裁判が始まります 大阪府が相手です。共に闘いましょう
大阪府がセンターのシャッター前に置いている釜合労のバス「釜ヶ崎」に対して撤去を求める裁判がいよいよ始まります。釜合労はバスを撤去する考えはさらさらありません。
去年4月24日、国、大阪府、警察がタッグを組み、センターで寝ている労働者を暴力的に排除しました。釜合労は排除された人たちの緊急避難の場所としてセンターの敷地内にバスを置き、人数の増減はあるものの、現在5人の人が寝ておられます。抗議の炊き出しも午前11時と午後5時の2回、バス「釜ヶ崎」の前のセンター敷地内で続けています。
今のところ、8月26日までに反論書を提出せよとのことです。9月1日に第1回目の公判の予定です。釜合労は単独でこの裁判を闘います。バスで緊急避難している労働者の皆さん、近いうちに陳述書の作成にうかがいます。ご協力、ご支援をお願いします。
また、センター前で段ボールハウス等で生活している労働者の皆さん。釜合労と一緒に闘おうと思っている人は一緒に裁判をやりましょう。歓迎します。
釜合労はすでにこのことを予想して、武村二三夫弁護士を中心に弁護団を結成しております。近々弁護団会議が行われるものと思われます。「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の立場で大阪府を相手に裁判闘争を闘います。
労働者の皆さん、支援の皆さん。共に団結して闘いましょう。
働きたいと思っている人の特掃カードを取り上げるなんてもってのほか。
若番のMさんから、昨年の11月に高齢者特別清掃の紹介カードを取り上げられ、働きたいのに特掃の仕事ができないという相談がありました。
先週センターの職員に、カードをⅯさんに返すよう口頭で申し入れました。「本人、窓口まで来れますか」と聞かれたので「行けますよ」と答えておきました。
Ⅿさん、一度西成労働福祉センターの窓口に行って下さい。そして、どうなったか教えて下さい。
それにしても働きたいと思っている人の特掃カードを取り上げるなんてもってのほか。
「野宿を余儀なくされる高齢労働者に働いて収入を得られる就労機会の提供」と書いてるやないか。なんのための特掃か。西成労働福祉センターやNPO釜ヶ崎は初心にかえれ。
7月25日(土)三角公園で集会、デモ
7月25日(土)午後3時から三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策を本気でやれ」「給付金10万円をすべての釜ヶ崎労働者、野宿生活者に支給せよ」の集会を行い、3時半から三角公園、銀座通りを行進し、センターまでのデモ行進を行います。
また、8月29日(土)にも同様の集会、デモを予定しています。雨天決行。お茶とおにぎりを用意します。共に声をあげましょう。
「労働者を犠牲にしてセンターつぶすな」住民訴訟は8月26日(水)です
次回公判は8月26日(水)午前11時30分から大阪地方裁判所1007号法廷です。多くの皆さんの傍聴をお願いします。
釜合労のホームページができました
https://www.kamagourou.comです。
2020年7月13日
釜ヶ崎地域合労労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
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