弁護団の委任状を持ってサインを求めに回りますので 今しばらくお待ちください

南海本線のガード下にできた西成労働福祉センター仮移転先の雨漏りは業務の開始以来1年4カ月経過した今も止まっていません。

7月25日の雨の日、仮移転先の西成労働福祉センター北側出入口のガード下で雨漏りを確認しました。まだ雨漏りは止まる気配を見せません。どうなってるんですか南海電鉄。

こんな欠陥仮庁舎に大阪府民の税金7億5千万円を一般競争入札ではなく大阪府が南海電鉄を指定して契約し支払うという、大阪府と南海電鉄の癒着が疑われる契約を行いました。

2年前の6月18日の大阪北部地震のおり、団結小屋の前にある南海電鉄のガード下の無料駐輪場の天井からコンクリート片が落下しました。釜合労がまちづくり会議で西成区役所の職員に確認したところ、それを認める発言をしております。

この地震でもセンターはびくとしませんでした。仮移転先を選ぶにしても、たった4年から6年使うだけなのに、安全な空き地がいくつもあったのになぜこんな危険で高額な費用のかかる場所を選んだのか。大阪府と南海電鉄の癒着が疑われる建設工事です。しかも大阪府は南海電鉄に家賃まで払っているのです。

センターつぶし、労働者つぶしを1日も早く実現したい国、大阪府、大阪市、警察がタッグを組んでの、まさに殺人行政を敢行しつつあります。これに反対して闘っています。センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対の声を上げることが正義。

吉村大阪府知事にもの申す。センターつぶし、強制排除こそ不法行為。権力の衣をまとい、それを振り回し弱い者いじめをするその姿こそ醜悪である。私たちはその醜悪な権力と最後まで闘い続けることを。



住民登録していようがいまいが、日本に住む人は全員一律10万円を受け取る権利があります。共に裁判を闘いましょう。

来る8月26日には、先に述べた南海本線のガード下にできた西成労働福祉センター仮移転先の是非をめぐって住民訴訟の裁判があります。労働者側が権力に対しその不条理を訴える裁判、権力側がさまざまな弾圧をふくめ、しかけてくる裁判。いずれも釜合労は労働者の皆さんと共に粘り強く屈することなく闘います。

7月28日にセンターのバス、シャッター前で生活している皆さんの強制排除反対の立場での弁護団会議、あわせて住居を有しない釜ヶ崎の労働者、野宿している人が10万円を受領できるよう裁判で争うことの弁護団会議を行うことになっています。いずれも方針が決まり次第、弁護団の委任状を持って回ります。

センターのシャッター前のバスを利用している人、野宿している人については強制立ち退きの件と給付金10万円を取得する件、西成公園、三角公園、四角公園、動物園前一番街やそれ以外のところで野宿している人については大阪府の強制排除と直接関係がありませんので、特別給付金10万円を受け取る裁判を起こすため、釜合労は弁護団への委任状にサインを求めに回る予定にしております。

住民登録をしていようがしていまいが、日本に住んでいる人は全員一律、10万円受けとる権利があります。あきらめたらあきません。



「労働者を犠牲にしてセンターつぶすな」住民訴訟は8月26日(水)です

8月26日(水)午前11時30分から大阪地方裁判所1007号法廷です。お茶とおにぎりは用意していきます。多くの皆さんの傍聴をお願いします。



8月29日(土)三角公園で集会、デモ

7月25日(土)午後3時から三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策を本気でやれ」「給付金10万円をすべての釜ヶ崎労働者、野宿生活者に支給せよ」の集会を行い、3時半からセンターまでのデモ行進を行いました。雨の中、約50名の参加がありました。お疲れさまでした。

次回は8月29日(土)です。雨天決行。お茶とおにぎりを用意します。共に声をあげましょう。



釜合労のホームページができました

https://www.kamagourou.comです。




2020年7月27日

釜ヶ崎地域合労労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

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