2020.08.17 07:03

１８日（火）午前１０時シャッター前に集合して分館に申請に行きましょう

シャッター前強制排除の本裁判（９月１日）は弁護士に委任状を書いている人は延期の可能性があります。断行の仮処分（９月４日）は未定です。またお知らせします。

三徳寮の入寮者がコロナに感染していたことは集団感染の危険性から施設収容の否定につながる大きな出来事の一つです。４人部屋５人部屋等の相部屋は人権侵害であり人間性をそこなう。生活保護法の肝である居宅保護を釜ヶ崎の労働者に適用すべきであると。

公園、路上、河川敷から追われて二段ベッドの一室に１００人が詰め込まれるシェルター。鉄のパイプの二段ベッドでは体を動かすとギシギシと音がする。枕もない。毛布は半年に１回しか交換しない使いまわし。他人の体臭がしみつき大便のついた毛布もあったという。シラミ、疥癬…、

ついこの間まで夏にクーラーもなく、冬には暖房設備のない、おおよそ人間性とは縁もゆかりもないかごの鳥。大阪府知事の吉村さん、大阪市長の松井さん。いっぺん、シェルターで寝てみなはれ。

コロナが流行る今日この頃、シェルターにいた人は路上のほうが安心やとシェルターを出て路上を選ぶ現実を知ってはりまっか。

おりしも今年の５月１８日、大阪弁護士会の会長声明で、釜ヶ崎での施設収容を批判した。やっと大阪弁護士会もわかってくれたと意を得た思いをしたのは私たちだけではなかったはず。

あっ、さて、三徳寮から救急車で病院に入院したとされる人の安否確認のため、先週三徳寮に聞きに行きました。

「入院した人、どんな状態ですか。快方に向かっているのでしょうか」とたずねると「分かりません。病院から連絡がありませんので」と答えたので「聞いてみたら？」と言うと「軽症でしたから」との返事。

肺炎を発症して救急車で病院に入院した人がなんで軽症や。病院から連絡もないのに「たいしたことはない」とよく言えるな。労働者の生命を軽んじるにもほどがある。

大阪市よ、分館よ。労働者の弱みや無知につけこんで三徳寮やケアセンを労働者に紹介するな。三徳寮もケアセンも自彊館も閉鎖して居宅保護へ切り替えよ。シェルター、禁酒の館、あんたらも同罪や。

特別給付金、釜合労が用意した申請書に署名して申請しましょう。

特別給付金の申請書を受け取っていない人が８月１５日、１６日の二日間で釜合労の用意した申請書に署名をした人は９人。１７日（月）もシャッター前に机を出して申請書への署名を行います。あきらめを脱ぎ捨て、権利の主張をまといましょう。

そして１８日（火）に午前１０時にシャッター前に集合して、一緒にションベンガードのむこうにある西成区健康福祉センター分館（元市更相）に申請に行きましょう。

自らの権利を主張するのにちゅうちょは禁物。現金手渡しを主張しましょう。

８月２６日（水）午前１１時３０分から大阪地方裁判所１００７号法廷です。お茶とおにぎりは用意していきます。多くの皆さんの傍聴をお願いします。

午後３時から三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策を本気でやれ」「給付金１０万円をすべての釜ヶ崎労働者、野宿生活者に支給せよ」の集会とデモ行進を行います。

雨天決行。お茶とおにぎりを用意します。共に声をあげましょう。

https://www.kamagourou.comです。

２０２０年８月１７日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋２‐５‐２３　釜ヶ崎解放会館１階

電話（６６３１）７４６０

ファックス（６６３１）７４９０

釜ヶ崎地域合同労働組合

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