強 制 排 除 反 対 つくり笑顔の悪魔(役人たち)にだまされるな

見えないように一人で「物件見に行きましょか」センターのシャッター前で寝ている人に貧困ビジネスよろしく声をかけていたのは驚くことなかれ、自ら西成区保健福祉課の井上と名乗る人物。首からぶら下げた名札にもそう書いてありました。どこの不動産業と連携しているのでしょうか。
またもやなりふり構わず狩り込みが始まりました。普段はケアセンやシェルター等の劣悪な施設収容を強制しているのに、センター周辺で野宿している人を一人でも減らし強制排除をやりやすくするためにだけ、貧困ビジネスよろしく野宿している人たちの弱みにつけこみ、およそ文化的生活とは程遠い物件を紹介されるのが関の山。
優しい悪魔(役人たち)にだまされるな。私達の闘いは強制排除との闘いです。役人たちは強制排除のためなら権力を笠に着てなんでもしてきます。
役人たちが作り笑いでニコニコしながら近づいてきたらこう言いましょう。「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」と。これが正義。センター建て替えに騙されるな。ライフラインの何もない労働施設ができるだけです。広大な空き地は観光バスの駐車場、屋台村(ドヤ主たちが計画しています)タクシー乗り場(これはこの近辺の自治会が行政に要求しています)。センターは労働者の施設です。ドヤ主や自治会なんかに横取りされてはなりません。

 

定額給付金の申請。すぐに反応がありました

定額給付金の申請は8月25日に締め切られました。釜合労は10人の人たちの申請書を大阪市に配達証明をつけて送付しました。すぐに反応がありました。 
この人は特掃に登録している人で、センターの職員から分館に行くよう言われ、分館に行くとシェルターに行き相談するよう言われ、シェルターに行くと定額給付金をもらうためにだけシェルターを住所に住民登録をする手続きをしますがよろしいですかと聞かれ、その手続きを依頼したと言います。
大阪市が労働福祉センターに連絡し、分館、シェルターとたらいまわしにしたことが手に取るようにわかります。みんな、つながっているのですね。個人情報の保護は釜ヶ崎労働者にはないのです。これは釜ヶ崎労働者に対する差別です。いまのところは、このことだけは4者に明確に抗議しておきます。
成人後見人が別の特掃労働者の個人情報をNPO釜ヶ崎にタレこんで特掃の就労に就けなくなったことも忘れてはいません。これも釜ヶ崎の労働者に対する差別です。
8月19日に分館に申請に行った人の中の一人は生活保護を受給している人で、ケースワーカーに手続きを頼んだということで申請していません。
他の9人の人たちがどうなったのかはまだ分かりませんが、すでに3人の弁護士への委任状にサインしておられます。
釜ヶ崎地域合同労組合気付になっていますので、大阪市からなんらかの返事がありましたらビラ等でお知らせします。無ければ、釜合労、弁護団が行動をおこすことになるでしょう。なお釜合労委員長の稲垣は抗議の意も含め、定額給付金の申請はしていません。

 

大阪地裁で断行の仮処分の審尋
9月4日(金)バス「釜ヶ崎」で12時30分出発です

断行の仮処分の審尋は9月4日(金)午後1時30分からです
武村二三夫、遠藤比呂通、牧野幸子各弁護士に委任している人、していない人、裁判官に自分の意志を伝えることができます。
9月4日午後12時30分にバス「釜ヶ崎」で裁判所に向かいます。一緒に行く人は一緒にバスでいきましょう。どうするかはご自分でご判断下さい。お茶とおにぎりを用意して行きます。

 

釜合労のホームページができました

https://www.kamagourou.comです。


 
2020年8月31日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490

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