医療センターは初心に立ち返れ

2021年1月21日

社会福祉法人大阪社会医療センター付属病院
理事長 長山 正義 様


釜ヶ崎地域合同労働組合
執行委員長 稲垣浩

 大阪市西成区萩之茶屋2-5-23

釜ヶ崎解放会館1階

電話 06-6631-7460

ファックス 06-6631-7490

釜ヶ崎医療連絡会議
代表 大谷隆夫

大阪市西成区山王2-14-9

電話・ファックス 06-6647-8278



申 入 書



初代院長の本田良寛氏の努力によって建設された大阪社会医療センターの設立の目的は「釜ヶ崎及び周辺の居住者及び生活困難者に対し必要かつ迅速な医療を提供し、地域住民の保健と福祉の増進に寄与する為」ではなかったのですか。 

1月18日早朝、当該組合のセンター前での情宣のおり、80歳を超える特掃労働者の人が新しくできた医療センターで「ここは西成区に住んでいる人しか来れない。もう来ないで下さい」と診察を拒否されたと苦情を話されました。

その内容は今まで4,5回内科で肝臓、泌尿器科で前立腺肥大、皮膚科の診察をうけ、支払った治療費は280円が2回、1000円が2回とのこと。

自分は年金生活者だが2か月に10万円ほどもらっている。浪速区の市営住宅に住んでいて、家賃が安いので特掃の賃金と合わせてなんとかやってきた。医療センターに断られて他の病院で治療を受けると診療費が高くつき、病院に行きたくても行けなくなると嘆いておられました。

そこで以下のことを申し入れします。

1、設立の趣旨に立ち返ること

2、この人の診療を拒否しないこと

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