2021.02.14 23:30

センターのシャッターが閉鎖され　困っているのは労働者

２０１９年３月３１日のセンターでの闘いを忘れてはなりません。それは釜ヶ崎労働者と支援者が団結して、読みのはずれた国や大阪府、大阪市や警察を向こうに回し、見事にセンターからの強制排除を粉砕した日です。役人たちも驚き、そのチョウチン持ちたちにもこんなはずではなかったと落胆させました。

その後の２４日間、労働者がセンターを自主管理し２４時間開放。日ごとセンターを居場所とする労働者が増え、１００人もの労働者が生命をつなぐ場所となったのです。

このことをおそれた警察を含む役人たちが悪知恵の思いを張り巡らせ、４月２４日昼間の手薄な時間をねらって大阪府警の機動隊、国、大阪府、大阪市の役人たちを大動員してセンター内に居る労働者を暴力的に排除しました。

私物も持ちだすことさせず、身体一つで追い立てた卑劣なやり方をまたしても私たちは身体にきざんだことを。

チョウチン持ちは何をしたかというと、チョウチンをハンドマイクに持ちかえて、強制排除と闘う労働者、支援者の前に出てきてピエロよろしく妨害活動を行いましたが、労働者の「帰れ」「帰れ」の声にしっぽをまいてスゴスゴと逃げ帰って行ったことが当時の動画で見てとれます。

強制排除をする役人や機動隊に抗議のスピーカーを向けるのではなく、強制排除と闘う労働者や支援者にスピーカーを向け妨害行為を行ったことの犯罪性を見てとることができます。こういう人達のことを中国革命の偉大な指導者毛沢東は「反動分子」と言ってたように思います。

どうしても見たいと思われる方は何本かダビングしていますので差し上げます。チョウチン持ちは何故にチョウチン持ちなのかよくわかる動画です。

関西生コン労組が警察の弾圧（ガサ入れ）を受けている最中に、警察と一体になって大阪広域協組のメンバーたちが関西生コン労組に嫌がらせ行為を行う映像と同じ構図。権力に媚びを売る姿にヘドが出そうになります。

大阪府が強制排除をねらった本裁判の傍聴にバス「釜ヶ崎」で２０人で行きました。

釜合労は国連で採択された国際人権規約の中の社会権規約（日本も承認しています）を守るよう準備書面を用意することになりました。次回期日は５月１８日午後２時３０分からとなりました。

当事者の皆さん、傍聴に参加された皆さん、お疲れさまでした。一歩も引くことなく大阪府の強制排除と闘いましょう。

南海電鉄高架下にできたニセセンターの駐車場で車止めにつまずき転倒し左手を負傷した組合員は腫れも弾き、青あざも取れ、快方に向かっているように思えます。近いうちに再度医者に行き、診察してもらうとのことです。

それに伴い２月５日、釜合労が車止めに目立ちやすくするために黄色のペンキ等を塗ると宣告していたところ、２月８日いつものようにセンター情宣に行くと、ニセセンター北側出入口あたりから南側出入り口の車止めの裏表に黄色のテープが貼られてあり、「入らないでください　立入禁止」との文字が書かれてありました。

しかし北出入口あたりから北端まではなぜかテープが貼られていませんでした。全部の車止めが危険ですよ。全部、貼ったらどうですか。黄色のテープを貼るのになんぼの費用がかかるのですか。ホームセンターで買っても１０００円もかかりません。

労働者の安全、安心なんか小指の先ほども考えてないニセセンター職員は、専務理事から一般職員までみんな腐っています。

釜ヶ崎で何をせなあかんのか。３年前に釜合労委員長がセンター前で訴えた録画を見て下さい。聞いて下さい。約３０分しゃべっています。釜ヶ崎の労働者が幸せになれる道すじを分かりやすく訴えています。「センターつぶすな」で検索すると見ることができます。

２月２２日（月）午前１１時

大阪地裁１００７号法廷　「センターつぶすな」住民訴訟

２月２７日（土）午後３時から

三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の集会、デモ

３月１５日（月）午後２時

釜合労委員長稲垣浩の監視カメラ裁判の公判前整理手続きが非公開であります。「正当防衛」で無罪を主張します。

５月１８日（火）午後２時３０分

大阪地裁２０２号法廷　センター立ち退き訴訟本裁判

２０２１年２月１５日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋２‐５‐２３　釜ヶ崎解放会館１階　　

電話（６６３１）７４６０

ファックス（６６３１）７４９０

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

釜ヶ崎地域合同労働組合

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