大阪府や南海電鉄のウソを見抜き、あばき出し 真実をさらけ出してゆかねばなりません

2月22日に大阪府(吉村知事)が相手の住民(労働者市民)訴訟の裁判がありました。原告の皆さん、傍聴に参加された皆さん、お疲れさまでした。

今回の裁判で南海電鉄の高架を支える柱のうち原告側が非破壊検査を行った6本の柱(6本とも鉄骨の反応が無いという検査結果)に対し、南海辰村建設が6本の柱について非破壊検査を行い、珍々堂の南端の壁から出ている2本の柱について破壊検査を行い、その結果を大阪府側が裁判所に提出しました。

それによると、珍々堂の壁から出ている4本の柱の四隅に鉄骨が入っているというものでした。(この鉄骨の強度が問題になると考えています)

他の2本の柱(釜合労の組合ニュースを置いている机の直近にある2本の柱)については鉄骨が入っていないことを大阪府自らが認めました。

また、裁判所に提出された検査報告書の中には柱のコンクリート部分の強度を調べるためのコア抜きをしているにもかかわらず、その検査結果が出されていないことが分かり、弁護団は抗議と共に大阪府に隠さず出すように要求しましたが、大阪府はその必要がない旨答弁しました。

しかし裁判長から「コア抜きをしたその検査結果があるのなら裁判所に提出するよう」との訴訟指揮がありました。

大阪府にとって都合の悪いことは隠し、真実を明らかにする姿勢が見られません。私たち原告団は大阪府や南海電鉄のウソを見抜きウソを暴き出し、真実をさらけ出してゆかなければならないと考えています。

労働者の皆さん、何ごともあきらめずに追及してゆきましょう。



2月19日、シャッター前で生活していたTさんが亡くなられました。
ご冥福をお祈りします。Tさんの意志を引き継ぎ、強制排除と闘います。

センター北側のシャッター前で生活していたTさんが2月19日にお亡くなりになりました。

大阪府の強制排除に反対して弁護団に委任状を提出していた人の一人でした。去年12月1日に大阪府が起こした断行の仮処分が却下されたことを伝えると、「良かった。本裁判が残っていますね」と穏やかに微笑んでおられたのが思い出されます。

労働者の皆さん、彼の意志を引き継いで、「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の声を上げ続けてゆきましょう。



2月27日(土)三角公園での集会・デモに参加された皆さん、お疲れさまでした。

2月27日(土)三角公園での「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の集会・デモに40人の参加がありました。集会・デモに参加された皆さん、お疲れ様でした。



スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。

釜ヶ崎で何をせなあかんのか。3年前に釜合労委員長がセンター前で訴えた録画を見て下さい。聞いて下さい。約30分しゃべっています。釜ヶ崎の労働者が幸せになれる道すじを分かりやすく訴えています。「センターつぶすな」で検索すると見ることができます。



今後のスケジュール 

  

3月15日(月)午後2時

釜合労委員長稲垣浩の監視カメラ裁判の公判前整理手続きが非公開であります。「正当防衛」で無罪を主張します。


5月12日(水)午後1時30分

大阪地裁1007号法廷 「センターつぶすな」住民訴訟


5月18日(火)午後2時30分

大阪地裁202号法廷 センター立ち退き訴訟本裁判




2021年3月1日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階  

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

0コメント

  • 1000 / 1000