センターが無くなって困るのは労働者
釜合労は2月末まで第50回越冬闘争を続けました。「厳しい冬をのりきり、生きて花咲く春を迎えよう」のスローガンで毎年闘い続けていますが、今年は花咲く春を迎えることなくお亡くなりになった方が二人。
2020年12月16日、釜合労が所有する緊急避難用のバス「釜ヶ崎」の中でお一人、また2021年2月19日にはセンター北側シャッター前でお一人。
私たちの知る限りにおいてお二人の方がお亡くなりになられました。釜合労は改めてご冥福をお祈りし、彼らの意志を引き継ぎ差別のない釜ヶ崎をめざし、生あるかぎり差別行政やそれのチョウチン持ちたちと闘い続ける決意を新たにしたいと思っています。
センターが無くなって困るのは労働者。「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」は釜ヶ崎労働者すべての人たちの切なる願いです。みんなのこの願いがかなうよう、あきらめずに声を上げ続けましょう。
炊き出しの戦士求む!
私たちがセンターのバス前で行っている炊き出しはすべて労働者や市民の人たちからのカンパ(現金、米、肉、野菜等)でまかなっています。行政からは1円も出ていません。出してほしいとも思っていません。
釜ヶ崎炊き出しの会は独立採算で行っています。ですから行政(警察も含む)に顔色をうかがうことなくペコペコせず、真っ向から差別行政と勝負することができるのです。
釜ヶ崎炊き出しの会は1975年12月10日に炊き出し活動を始め、今年で46年目に入ります。人間をはじめ、すべての動物は食べないと生きてはゆけません。基本中の基本です。微力ながらそれを忠実に守って続けてきたのが炊き出しです。
炊き出しを支える戦士を求めます。炊き出しの戦士になろうと思う人は声をかけて下さい。釜ヶ崎炊き出しの会は過去300人以上の炊き出しの戦士によって支えられてきました。
求む、炊き出し戦士。その気になったら、いつでも声をかけて下さい。待っております。
ニセモノのセンター駐車場の車止めに「ペンキを塗る」とお知らせの紙
このお知らせの紙、何カ所か貼りだされています。エセセンターよ、遅いぞ。労働者の安心、安全を何よりも優先する施策を行え。頭にたたきこめ。
スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。
釜ヶ崎で何をせなあかんのか。3年前に釜合労委員長がセンター前で訴えた録画を見て下さい。聞いて下さい。約30分しゃべっています。釜ヶ崎の労働者が幸せになれる道すじを分かりやすく訴えています。「センターつぶすな」で検索すると見ることができます。
今後のスケジュール
3月15日(月)午後2時
釜合労委員長稲垣浩の監視カメラ裁判の公判前整理手続きが非公開であります。「正当防衛」で無罪を主張します。
5月12日(水)午後1時30分
大阪地裁1007号法廷 「センターつぶすな」住民訴訟
5月18日(火)午後2時30分
大阪地裁202号法廷 センター立ち退き訴訟本裁判
2021年3月8日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
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