釜ヶ崎の差別と闘う闘いの鉄則は決してあきらめないこと、権力の弾圧に屈しないこと

シェルターを閉鎖しセンターの中にある市営住宅を代替地とせよ


私事ではありますが5月25日にお腹の手術を行いました。当初は「5時間くらいの手術」と主治医から説明されていましたが、所定の手術終了に7時間かかったと知らされました。

この病院の前身のときよりお世話になっている病院で、私にとって信頼のおける病院。足を向けては寝られない病院となっています。ですから今は西成警察署に足を向けて寝ています。

5月29日ころより意識もはっきりし、麻酔のしびれも取れ、傷口の痛みもましになりました。リハビリの先生の指導のもと歩行訓練を行い、座って、立って、歩行することもできるようになりました。副院長の先生からは「日にち薬やね」と言われています。

思えば、今日(5月29日)は三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策をまじめにやれ」等々を訴え、労働者の皆さんが集会、デモを行う日です。病院の時計を見ると午後3時半、ちょうど皆さんが三角公園からデモに出発した時間。参加された皆さんのパワーがこの病院まで届いたのだと思っています。

皆さんがたのパワーをもらいながら、日々、回復の日を重ねてゆきたいと思っています。お互い、体に気をつけて生き抜いてゆきましょう。一生は一度だけ。できるだけ悔いの残らない人生を送りましょう。きっと、若い人たちがみんなの思いを引き継いで闘い続けてゆくだろうことを信じて。

近いうちに、またセンター前でお会いしましょう。

2021年5月29日

釜ヶ崎地域合同労働組合 執行委員長 稲垣浩



松井一郎大阪市長に要望書を提出しました


要望書

2021年5月17日  

大阪市長  松井一郎 様


釜ヶ崎地域合同労働組合執行委員長 稲垣浩


昨今、あいりん臨時夜間緊急避難所(以下シェルターと言う)で新型コロナウイルス感染者が増え続け、釜ヶ崎の労働者は危機感を強めています。

外国籍のコロナ陽性者をシェルターから追い立てたことをシェルターの管理者の一人がフェイスブックに投稿しています。私たちは目を疑いました。

大阪市がその建設費、運営費、人件費を拠出しているシェルターでコロナ感染者が続出しているにもかかわらず、これを閉鎖せず使用し続ける大阪市の釜ヶ崎に対するコロナ対策の不備を容認することができません。

そこで以下のことを要求します。

1. あいりん総合センター内にある医療センターを釜ヶ崎のコロナ感染者の治療、療養病院とすること、

2. シェルターを閉鎖し、あいりん総合センター内にある市営住宅、HOTELS GRAND難波南(西成区花園北1丁目2‐23)等を代替地とすること



5月29日(土)午後3時、三角公園に集まり、集会とデモ

「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制制排除反対」「コロナ対策をまじめにやれ」の集会とデモを行いました。汗ばむほどの陽気の中、70名近い参加がありました。参加された皆さん、お疲れさまでした。



スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。再生回数4402回になりました。

釜ヶ崎で何をせなあかんのか。3年前に釜合労委員長がセンター前で訴えた録画を見て下さい。聞いて下さい。約30分しゃべっています。釜ヶ崎の労働者が幸せになれる道すじを分かりやすく訴えています。「センターつぶすな」で検索すると見ることができます。



今後のスケジュール


7月14日(水)午後1時10分

大阪地裁1007号法廷 「センターつぶすな」住民訴訟判決


9月2日(火)午後2時

大阪地裁202号法廷 センター立ち退き訴訟本裁判




2021年5月31日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会

いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階  

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

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