釜合労の宣伝カーが完成します
梅雨空の続く今日この頃ですが、労働者の皆さん、お変わりなくお過ごしですか。センターのシャッター前で、差別行政(国、大阪府、大阪市、警察)の嫌がらせにも負けず頑張っている皆さんには改めて敬意を表します。
私事ではありますが、やっと退院の目途がたちました。今週前半には闘いの戦列に復帰できると思います。
それに加えて嬉しいことを一つ皆さんにご報告できます。近々、釜合労の宣伝カーが完成します。長年の釜合労の闘いを支持する匿名の人から100万円のカンパがあり、それを資金に宣伝カーを作ろうということになり、関西生コン労組の執行委員の人に相談したところ、快く引き受けていただき、2代目バス「釜ヶ崎」の取得にも協力していただいた整備会社にて、その整備が進められていました。
トヨタのタウンエースというワンボックスカーの屋根の上にスピーカー4個、車の屋根に上れるようにできています。
センター前での情宣のおり、労働者の人からたびたび「ハンドマイクでは音が小さくて声が聞きづらい。何を言うとるのかよくわからん。もっと大きなスピーカー使わなあかん」と指摘を受けておりました。
やっと、皆さんの期待に応えられるような宣伝カーを作ることができました。関西生コン労組のご支援に感謝すると共に、この実現のためにご寄付いただいた方に感謝いたします。
この宣伝カーで「センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対」「コロナ対策をまじめにやれ」の声を上げ続けてゆきたいと思っています。また6月26日の三角公園での集会、デモにも使用したいと思っています。 (釜合労 稲垣浩)
檄
本日の集会に結集された皆さんに連帯の挨拶を表します。
釜ヶ崎の差別と闘う闘いの鉄則があります。決してあきらめないこと。おかしいことはおかしいと言い続けることです。
労働者には団結権、団体交渉権、団体行動権が憲法28条に明記されています。これを最大限活用すること。
今日ここに結集された皆さんは、センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対、コロナ対策をまじめにやれ、との思いで結集されていると思います。
これこそ、目に見える釜ヶ崎労働者に対する差別と闘う姿だと思っています。長いものに巻かれるな。差別行政糾弾!と闘い続けましょう。
2021年5月29日
釜ヶ崎地域合同労働組合執行委員長 稲垣浩
(5月29日に三角公園で行われた集会、デモの参加者にむけての檄文です)
スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。再生回数4532回になりました。
釜ヶ崎で何をせなあかんのか。3年前に釜合労委員長がセンター前で訴えた録画を見て下さい。聞いて下さい。約30分しゃべっています。釜ヶ崎の労働者が幸せになれる道すじを分かりやすく訴えています。「センターつぶすな」で検索すると見ることができます。
今後のスケジュール
6月26日(土)午後3時から
三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策をまじめにやれ」の集会、デモ
7月14日(水)午後1時10分
大阪地裁1007号法廷 「センターつぶすな」住民訴訟判決
9月2日(火)午後2時
大阪地裁202号法廷 センター立ち退き訴訟本裁判
2021年6月14日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
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