拝啓 大阪市長 横山英幸様
拝啓 大阪市長 横山英幸様
大阪市西成区花園北1丁目9₋25にある花園公園をご存知ですか。2016年3月30日、当時の吉村洋文市長は花園公園で生活している人たちを排除するにあたり、「だれもが利用できる公園にする」という理由を旗印に行政代執行法を盾に反対する人々の声を尻目に小屋をつぶし、カギをかけてしまいました。
私たちはいつカギが開けられ、どんな公園になるのだろうかと関心をもって待ち続けました。
カギをかけられたままの公園にいつの間にかテニスコートを作り、そこでラケットを振っている今宮小中一貫校の生徒たちを時々見かけました。今もカギがかけられたままで、だれもが利用できない公園のままの状態です。
吉村洋文市長が「だれでも利用できる公園にする」と言ったのは、花園公園で野宿している人たちを公園から排除する口実だったのですね。
釜ヶ崎地域合同労働組合は釜ヶ崎のまちづくりの労働施設検討会議の委員であり、その会議においても花園公園のカギを開けるよう意見しましたが、大阪市の職員は「今しばらく待ってほしい」というのみ。
花園公園のカギが開けられるのを楽しみにしている人たちの心を踏みにじる行為を続けることを直ちにやめること。もう待てません。そこで、
1, 強制排除された人たち、広く大阪市民に約束した「だれもが利用できる公園にする」との約束はいつ実現するのか明らかにされたい。
2023年11月6日
釜ヶ崎地域合同労働組合
執行委員長 稲垣浩
労働基準法第6条の違法業者を
釜ヶ崎労働者に紹介し続ける
西成労働福祉センター(大阪府)
西成労働福祉センターは釜ヶ崎労働者を差別するな
西成労働福祉センター(大阪府)(以下センターという)は当初「6条違反」の人々に登録をしてもらい、中間搾取をしないまっとうな業者になった段階であいりん職安に移行させてゆくという方針でした。
ところがどうでしょう。センターで業務を始めて53年経ったいまだに1件もあいりん職安に移行した業者はありません。
釜ヶ崎の労働者を労働基準法第6条違反業者に送り続けているセンター。そして仕事の紹介業務をしないあいりん職安。センターとあいりん職安は二人三脚で税金の無駄遣いを続け、釜ヶ崎労働者を差別し続けているのです。
11月7日、8日、11日は西成市民館で講演、上映会があります。
11月11日(土)午後6時より、今から50年ほど前、花園公園での越冬闘争の記録(24分)、暴力手配師追放釜ヶ崎共闘会議(釜共闘)の行政闘争等の記録(38分)を上映します。2本とも白黒画面です。
当時の日中友好協会の会員であった今村さん(サンフランシスコ在住)から釜合労が譲り受け、16ミリフィルムからDVDにダビングしたものです。
センターはこの街の宝です
今後の予定
11月6日(月)午後4時30分
発信者情報開示命令申立の裁判
11月7日(火)午後6時半
西成市民館3階講堂にて
後藤貞人弁護士による監視カメラ裁判についての講演
11月8日(水)午後6時半
西成市民館3階講堂にて
武村二三夫弁護士によるセンター強制排除、定額給付金、ツイッター社への開示請求。
以上3つの裁判についての講演
11月11日(土)午後6時
西成市民館3階講堂にて
「釜共闘の闘い」映画上映
11月15日(水)午前11時
定額給付金控訴審裁判
2023年11月6日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com
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