東警察署警察官「怖くなかったか」稲垣「怖かった~」
大阪城天守閣で府庁に向かって
「センターつぶすな」と訴えました
吉本新喜劇の喜劇役者のやすえ姉さんが相手をさんざん毒づいた最後に「怖かった~」と笑わせます。東警察署の警察官「怖くなかったか」稲垣「怖かった~」。
7月1日午前11時を少し回ったころ、正規の手続きをとって大阪城の天守閣にあがり大阪府庁が見える西側の展望台の欄干を乗り越え、持参した小さなハンドマイクで大阪府庁の知事室に向かって
「大阪府知事の吉村洋文(維新の会)は今から9年前大阪市長だったとき、花園公園で仕事が無くやむなく野宿している釜ヶ崎の労働者を一人残らず強制排除した張本人。だれもが使える公園にしますとの口実で強制排除しました。9年経ったいまだにカギをかけ、だれもが使えない公園になっています。吉村洋文は大阪市民、釜ヶ崎労働者、裁判所までだまして公園で野宿していた釜ヶ崎の労働者を散り散りバラバラにして見えなくしたのです。
今度、大阪府知事が狙っているのが釜ヶ崎労働者の唯一の居場所であるセンターをつぶすこと。その口実がセンターは耐震性が弱いからというもの。しかし、目の前にある大阪府庁の知事室がある本館は大正時代に建てられた建築物で、センターよりも耐震性が弱いと言われていた建物。そしたら建て直したかと言うと免振工事をして使っている。そしたらセンターも自分達がやったように耐震工事をして使ったらいいだけのこと。
センターをつぶすことが狙いではなく、センターをつぶして釜ヶ崎の労働者を散り散りバラバラにして見えなくすることが狙い。9年前に花園公園でやったことと同じことをやろうとしている。それに抗議しているのです」
とハンドマイクを通し何度か繰り返し発言し続けました。
午後1時過ぎ、欄干を乗り越えて入ってきた消防署のレスキュー隊員二人が私の両側に接近し、乱暴にも私の腹あたりに何かを巻き付け、展望台に居る隊員たちが私を吊り上げ展望台に仰向けにさせました。警察官が1時4分頃「建造物侵入現行犯逮捕」と言い手錠をかけられ、エレベーター下で待つパトカーに載せられ東警察署に連行されたのでした。約2時間の攻防でした。
ある新聞のデジタル版を見ますと、私を救出したと書いていますが、私の大阪府知事吉村洋文に対しての抗議行動を消防隊員と警察が寄ってたかって妨害したというのが真実です。
私は7月4日病院でのCT検査が予約されていましたので4日には朝食は絶食し薬も血圧の薬しか飲まず病院に向かう準備をしていました。しかし、東警察署は病院に連れて行く責任があるにもかかわらずこれを妨害したのです。私は病院に行くことができませんでした。
私は大阪弁護士会の後藤貞人弁護士を選任しており、接見も済ませておりました。4日午後2時半ころ移管されていた大阪府警の4房から釈放されました。
後藤貞人弁護士にしかできなかったことと思っています。手弁当で尽力くださった後藤貞人弁護士にはこの紙面を借りて「ありがとうございました」と感謝の意を表します。なお、スマホは押収されたまま、いまだに返還されていません。
釜ヶ崎地域合同労働組合
執行委員長 稲垣浩
花咲かじいさんの花壇
連日の暑さ。ポリタンクに水をくんでひしゃくで水やりをしていますが追いつきません。1日も早く花壇に水道を付けることを望んでいます。
今後の予定
センターはこの街の宝です
7月16日(水)午前10時30分
労働委員会第4回調査
組合員にのみ業務制限を続ける長居動物病院
7月18日(金)午前10時
大阪地方裁判所808号
日本維新の会交野支部幹事長(2023年4月当時)が、釜ヶ崎労働者に対する差別をあおり稲垣浩の選挙妨害をした裁判
7月24日(木)午後3時
星野リゾート新今宮
抗議と要請行動
7月26日(土)午後4時
三角公園
集会とデモ
センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対、万博反対
2025年7月7日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
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