事におよんで「人を傷つけない」「物を壊さない」ことを思い、大阪城天守閣下の屋根にまたがり、維新の会(代表、大阪府知事吉村洋文)によるセンターつぶしに反対の声をあげた
センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対
8月30日(土)午後4時三角公園で集会・デモ
自らが一本の旗となり「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」と、大阪府庁舎本館の知事室に座る差別者集団 維新の会代表吉村洋文知事に向けて持参したハンドマイクで抗議の声を上げ続けました。
天守閣の柵を乗り越え、横に来たのは救急隊員。「いつまで続けるのですか」と聞くので「持ちこたえられなくなったとき」と答えました。
持参したパンやペットボトルに入ったお茶は使用することなく、身体にベルトをまかれ天守閣に引き上げられ、「建造物侵入」の現行犯ということで逮捕されました。もとより覚悟のこと。
東警察署に連行され、夜の11時過ぎまで取り調べ。その後、大阪府警本部の留置場の4房に留置されました。
長期拘留も覚悟していましたが後藤貞人弁護士等の尽力もあり3泊4日での釈放となりました。
事に当たって「人を傷つけない」「物を壊さない」ことを決めて臨みました。これからも「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の声を上げ続けます。
センターはこの街の宝です。
「釜ヶ崎合唱団」ぜひ読んでみて下さい
ブレーンセンター2018年発行
編著者 釜ヶ崎炊き出しの会
書店やアマゾンで買うことができます。2500円です。図書館でも読むことができます。
書評 農業史研究者、京都大学准教授 藤原辰史さん
読み出すと止まらなくなる。大阪市西成区の釜ヶ崎(あいりん地区)に流れてきた日雇労働者たちが半生を語った本書は、まるで日本現代史の血と肉と骨のようだ。
親の酒乱、暴力、蒸発。少年院、暴力団、逮捕、刑務所。ギャンブルに女遊び。これらの経歴は本書の登場人物のなかにたびたび登場するが、それらは全てではない。
不況、倒産、借金、裏切り、詐欺。景気の変化で真っ先に深手を負い、周囲に不幸が広まる前に責任を一身で背負った人びとがなんと多いことか。貧困ビジネスや強制立ち退きも襲いかかる。そんな時期に限って家族の死や怪我や病気などの不運が重なる。
驚くのは、そういった不運を背負った人びとの学への情熱と痛みを持つ隣人への優しさである。工夫された生活技術。小説や哲学書も読む。弱い立場にある人や動物を気遣う。
炊き出しを手伝うのも、善意で成り立つ活動への深い理解と共感からだ。
五輪、万博、道路やビルも危険を冒しながら彼らが作った。読者の隣人であり分身である人びとの言葉に今こそ耳を傾けたい。
今後の予定
センターはこの街の宝です
8月28日(木)午後3時
星野リゾート新今宮
抗議と要請行動
8月30日(土)午後4時
三角公園 集会とデモ
センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対、万博反対
9月4日(木)午前10時30分
労働委員会 第4回調査
組合員にのみ業務制限を続ける長居動物病院
9月18日(木)午前10時
大阪地方裁判所808号
日本維新の会交野支部幹事長(2023年4月当時)が、釜ヶ崎労働者に対する差別をあおり稲垣浩の選挙妨害をした裁判
2025年8月18日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com
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