釜ヶ崎労働者の排除を続ける 差別者集団「維新の会」を許すな
釜ヶ崎の労働者を差別し続けてきた維新の会(大阪維新の会、日本維新の会)の行き詰まりが目に付き出した昨今。
右に傾いた自民党がえりとなりつつある維新の会の昨今。
盆踊りよろしくお祭り気分を盛り上げて踊り手を有頂天にさせてイベントや票に結びつけてきた維新の会のもくろみもほころび始めてきていた昨今。
大阪府の仕事を投げ出してそそくさと東京に向かった吉村洋文。国会内で自民党の女性総裁、幹事長と向き合った際、その部屋を見渡したときの顔は満足そうに見えました。
9年前の2016年3月30日、「誰もが使える公園にします」と言って、大阪市民、釜ヶ崎の労働者、裁判所にまでウソをついて、花園公園で生活する釜ヶ崎の労働者を一人残らず強制排除した人物が当時の大阪市長吉村洋文。9年経ったいまだに、花園公園はカギがかかったまま。だれもが使えない公園になっています。この責任をどうとるの。
6年前の2019年5月、南海本線の東側にある西成労働福祉センターの仮駐車場の北端に設置され南側に向いていた監視カメラがセンターのシャッタ―前に建設された団結小屋(監視カメラの東側)に向きを変え、団結小屋に出入りする人たち(釜合労組合員も含む)の監視を始めた大阪府。
これに反対し、監視カメラに玉出のレジ袋を被せて見えなくした釜合労とそれを支えた人々を、大阪府(知事吉村洋文)は威力業務妨害で大阪府警本部に訴えたのです。
大阪府警本部は釜合労の委員長稲垣浩を含め6人を不当逮捕。そのうち稲垣を含め4人を威力業務妨害罪で起訴しました。
釜合労はプライバシー権の侵害、団結権の侵害に対する正当防衛を主張して闘いました。大阪地方裁判所はこれを認めず4人に罰金刑の判決を下しました。
これに納得しない釜合労を含め3名が大阪高裁に控訴しました。大阪高裁は正当防衛を認め、逆転無罪の判決となりました。
大阪府は上告せず無罪が確定しました。無罪が確定した3名とこの3名に協力する人々は大阪府知事吉村洋文に謝罪するよう要求していますが、いまだに謝罪を行っていません。この責任をどうとるの。
そして今度はセンターつぶしにとりかかっています。大阪府知事吉村洋文(維新の会)と大阪市横山英幸市長(維新の会)が差別思想に基づいて寄ってたかって釜ヶ崎の労働者の唯一の居場所のセンターつぶしにとりかかっています。
釜ヶ崎労働者の排除を狙う維新の会を許すな
さらに釜ヶ崎労働者を「ヨゴレ」と言った日本維新の会、大阪府交野支部幹事長高石康の弁護人(橋下徹法律事務所)は「表現の自由の範疇」との言い分を裁判所に提出して、居直りを決め込んでいるしまつです。この責任をどうとるの。
大阪地裁の判決は12月4日午前10時より言い渡されます。労働者の皆さん、裁判所の判決にも注目して下さい。
10月25日(土)午後3時 三角公園集会・デモ
センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対
今後の予定
センターはこの街の宝です
10月25日(土)午後3時
三角公園
「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の集会・デモ
12月4日(木)午前10時
大阪地方裁判所808号
日本維新の会交野支部幹事長(2023年4月当時)が、釜ヶ崎労働者に対する差別をあおり稲垣浩の選挙妨害をした裁判 判決
2025年10月20日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com
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