「センターつぶすな」の声をあげて5年目に突入

2017年5月から釜合労、釜ヶ崎医療連絡会議、有志が始めたセンターつぶしに反対する座り込みは、多くの労働者の皆さんが参加して続けられてきました。

2019年3月31日、センターの管理責任者である西成労働福祉センターが突然シャッターを下ろし始めました。これに抗議した1人の労働者が決死の覚悟でシャッターの下にもぐりこみ、それを見習うかのように次から次へと何人もの人がシャッターの下へ体をもぐりこませていきました。

労働者や協力者の体をはった抗議の前に西成労働福祉センターはなすすべもなく、センターの管理を放棄して立ち去って行きました。警察やニヤニヤして高みの見物を決めこんでいたチョウチン持ちたちも、頬をひきつらせてスゴスゴと力なく立ち去っていきました。労働者と協力者はこの日の闘いに勝利した記念すべき日になったのです。

「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」と声をあげ、差別行政との闘いは今も続いております。



センターを登録有形文化財として残し、これからも使い続けるため署名活動を始めます。署名をお願いします。

浪速区の新世界にある通天閣(免振工事済)は、登録有形文化財に指定されています。大阪府は大阪府庁本館を登録有形文化財とするよう国に申請しています。釜合労はセンターを残して使い続けるため、センターを国の登録有形文化財として残すよう国、大阪府、大阪市に働きかけています。

賛同者は釜ヶ崎医療連絡会議代表理事大谷隆夫さん、南溟寺住職戸次公正さん、笹島日雇労働組合、いし・かわら・つぶて舎、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、日本人民委員会、「集い処はな」店主尾崎美代子さんです。更なる賛同人を募っています。 下記が署名への呼びかけ文です。


総合センターを登録有形文化財(稼働遺産)として残して下さい

総合センター(大阪市西成区萩之茶屋1の3の44)は、私たちの先輩たちが苦悩の闘いの中で国、大阪府、大阪市が釜ヶ崎労働者の労働問題の改善、福祉問題の改善を目指して建設されました。道はまだ半ばです。

過去も現在もこれからも建設現場において重要な役割を担っているのが釜ヶ崎の労働者です。

建設されて51年になる、労働者の汗と涙と魂のしみ込んだ総合センターは全国の日雇労働者の象徴と言ってもいいでしょう。総合センターを国の登録有形文化財(稼働遺産)として残し、これからも使い続けることを強く要請します。

署名活動はセンター敷地内の釜合労宣伝カーの横で1月11日(月)から14日(金)、1月17日(月)から21日(金)まで、時間は午前8時から午前9時までの1時間行います。署名をよろしくお願いします。



スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。視聴回数5395回となりました。

ユーチューブ「じいさん73歳、まだこれからやで」の視聴が1月10日(月)現在、5395回となりました。釜ヶ崎の労働者が何をなすべきか、協力者が何をなすべきかをわかりやすく話しています。この動画もぜひ視聴していただきたいと思っています。「センターつぶすな」で検索できます。



今後のスケジュール


1月19日(水)午前10時

大阪地裁201号法廷

監視カメラ裁判


1月29日(土)午後5時~午後7時

西成市民館3階講堂

「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「総合センターを登録有形文化財に」集会


3月18日(金)午後1時10分

住民訴訟控訴審 判決




2022年1月11日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階  

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページ https://www.kamagourou.com

E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com

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